326

単なるイラストレーターの枠に収まらない活動を展開し、弾き語り世代のスポークスマンとして熱い支持を受けている326（ナカムラミツル）。フォーク・デュオの19のヴィジュアル・プロデュースと作詞を担当したり、TBSのキャンペーン・ソングをAIRとコラボレイトしたりと音楽の世界への進出も著しいが、02年には短編小説付きシングル「火曜日の唄／Tuesday Song」で、歌い手としてもデビュー。切ないメロディを内省的な歌声で唄うスロウ・ナンバーで、どこかジョン・レノンにも似た極私的音世界に心が和みます。