Jeff Beck Group

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    Jeff Beck Groupジェフ・ベック・グループ

    厳密にいうと、ジェフ・ベック・グループは2種類(さらに厳密にいうと3種類)存在する。
    第1期はジェフがヤードバーズ脱退後の68年に結成、ヴォーカルに当時無名のロッド・スチュアート、ベースにロン・ウッドと華やかなメンバーを集結させ、ブルース・ロック・ムーヴメントの真っ只中に、ロックンロール的なシャープネスとロッドのヴォーカルを最大限に活かしたエネルギッシュなバンド・サウンドで、明らかにアタマひとつもふたつも抜きん出た存在感をアピールする。しかし、人間的リレーションは必ずしも順調ではなく、ロッド&ロンは揃ってフェイセスに加入。その他のメンバーも離散し、2枚のアルバムを残しながらも惜しまれつつ解散。ギターとヴォーカルのコンビネーションをバトル形態で発展させたバンド・スタイルをそのままジミー・ペイジがカッパらい、レッド・ツェッペリンが結成される。
    その後、ジェフは自動車事故を起こし、しばし最前線から身を引くが、2年後に新メンバーによるベック・グループ(第2期)でカム・バック。ドラムスにコージー・パウエル、鍵盤にマックス・ミドルトン、その他2名には黒人が起用され、ファンキーなリズム感を前面に押し出した、当時としては早過ぎたミクスチャー・サウンドを聴かせる。しかし、この面子もこれまた2枚のアルバムを残してアッサリ解散。
    いよいよジェフは、ティム・ボガート、カーマイン・アピスといった念願のリズム・セクションとのバンド結成に動き、新メンバーを加えての第3期ベック・グループを準備するも、その他のメンバーはデビュー前から早くも脱落。残った3人はそのままのグループ名"ベック、ボガ−ト&アピス"として活動をスタ−トさせることとなる。 (小池清彦)

    Jeff Beck Groupのニュース

    Jeff Beck Groupの連載コラム

    曲・アルバム

    • Jeff Beck Group

      1989年03月28日リリース
      アルバム・9曲

      • 1 Tonight I'll Be Staying Here With You
      • 2 Ice Cream Cakes
      • 3 I Can't Give Back the Love I Feel for You
      • 4 Definitely Maybe
      • 5 Going Down
      • 6 Highways
      • 7 Glad All Over
      • 8 I Gotta Have a Song
      • 9 Sugar Cane

      Jeff Beck Group

    • Rough and Ready

      1989年03月28日リリース
      アルバム・7曲

      • 1 Got the Feeling
      • 2 Situation
      • 3 Jody
      • 4 I've Been Used
      • 5 Max's Tune
      • 6 New Ways / Train Train
      • 7 Short Business

      Rough and Ready

    • Jeff Beck Group

      1986年03月11日リリース
      アルバム・9曲

      • 1 Glad All Over
      • 2 Highways
      • 3 I Can't Give Back the Love I Feel for You
      • 4 Tonight I'll Be Staying Here With You
      • 5 Going Down
      • 6 Definitely Maybe
      • 7 Sugar Cane
      • 8 Ice Cream Cakes
      • 9 I Gotta Have a Song

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