【ライブレポート】バナナニードル、超絶な破壊力と温かさの合わせ技で観客を魅了したワンマンライブ
ジャズ、ロック、ラテン、ファンクなどを溶かし込んだ強靭なリズム隊の上で、超絶技巧のハモンド・オルガンが自由奔放に飛び回る。噂のオルガントリオ、バナナニードルの2ndアルバム『シュガー・スポット』は、精力的なライブ活動で鍛え上げた演奏と、インストなのに口ずさめるキャッチーなメロディを兼ね備えた自信作。前作からの飛躍は明らかで、これはライブを見ておかねばと四谷Doppoへ足を運んだ。6月12日リリースの前週に全曲をライブで聴かせてしまう、ワンマンライブ<SUGAR SPOTを探して>。外は小雨模様だがこぢんまりとした店内は居心地よく、熱心なファンが作る歓迎ムードがあたたかい。