Rockpile
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Rockpileロックパイル
パブ・ロック・シーンを代表する2人のミュージシャン、デイヴ・エドモンズとニック・ロウを中心に結成されたスーパー(?)バンド。"パブ・ロック界のFab4"というニックネームで囁かれていたこともある。確かにデイヴは硬派なロックンローラー気質、ニックは柔軟なポップ感覚がポイントという意味で、(パブ・ロック周辺の)誰もがビートルズ的なバランスの妙を期待したわけだが、その期待に充分応え得る活動を(短命ではあったが)展開した。
元々は、2人それぞれのソロ・ライヴをバックアップする意味で結成されたバンドだが(つまりデイヴのライヴもニックのライヴも、メニューこそ別々だが演奏は同一バンドのものだったわけである)、なぜかロックパイル名義で発売されたアルバム『Seconds of Pleasure』は、幸か不幸かアメリカでは彼らのどのソロ・アルバムよりも好セールスを記録。ツアーも大好評を以て迎えられ、追加につぐ追加となる盛況ぶり。古き良きロックンロールを、現代的な質感とイギリス的なセンス・オヴ・ユーモアで仕立て直したサウンドは、誰でもできそうで、しかし彼らがやらないとストンと来ない、技アリ! の逸品であった。
アメリカでの予想以上の成果に(いい意味で)商売人であるニックは続投を提案。しかし"ロックパイルはあくまで余暇活動"とするデイヴとは真っ向から対立。惜しまれつつバンドは解散、それぞれのソロ活動へのサポート参加まで消えたことは重ね重ね残念なことである。(小池清彦)
元々は、2人それぞれのソロ・ライヴをバックアップする意味で結成されたバンドだが(つまりデイヴのライヴもニックのライヴも、メニューこそ別々だが演奏は同一バンドのものだったわけである)、なぜかロックパイル名義で発売されたアルバム『Seconds of Pleasure』は、幸か不幸かアメリカでは彼らのどのソロ・アルバムよりも好セールスを記録。ツアーも大好評を以て迎えられ、追加につぐ追加となる盛況ぶり。古き良きロックンロールを、現代的な質感とイギリス的なセンス・オヴ・ユーモアで仕立て直したサウンドは、誰でもできそうで、しかし彼らがやらないとストンと来ない、技アリ! の逸品であった。
アメリカでの予想以上の成果に(いい意味で)商売人であるニックは続投を提案。しかし"ロックパイルはあくまで余暇活動"とするデイヴとは真っ向から対立。惜しまれつつバンドは解散、それぞれのソロ活動へのサポート参加まで消えたことは重ね重ね残念なことである。(小池清彦)
Rockpileのニュース
- BARKS2019年07月22日
曲・アルバム
Live at Montreux 1980
2011年08月22日リリース
アルバム・15曲- 1 3 Time Loser
- 2 Switchboard Susan
- 3 Trouble Boys
- 4 Sweet Little Lisa
- 5 Ju Ju Man
- 6 I Hear You Knocking
- 7 You Ain't Nothin' But Fine
- 8 Girls Talk
- 9 Crawling from the Wreckage
- 10 Let's Talk About Us
- 11 Queen of Hearts
- 12 I Knew the Bride
- 13 So It Goes
- 14 They Called It Rock
- 15 Let It Rock
Live at Montreux 1980