The Lounge Lizards
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The Lounge Lizardsザ・ラウンジ・リザーズ
現在では俳優や監督活動の方が有名になってしまった感のあるジョン・ルーリー(ss,as/役者としては『ストレンジャー・ザン・パラダイス』<84年>、『ダウン・バイ・ロー』<86年>、『ミステリー・トレイン』<89年>あたりが代表作)率いるラウンジ・リザーズ。初期にはアート・リンゼイ(g)、アントン・フィア(dr)といったひと癖もふた癖もあるメンバーが名を連ね、"フェイク・ジャズ"なる言葉まで生み出した。
モダン・ジャズを意識しながらも、パンク/ニューウェイヴの先鋭的な感覚をプラスした音楽性。特に80年に発表されたアルバム『The Lounge Lizards』は、リンゼイの何もかもをぶち壊すようなアナーキーなギター・サウンドとバンドのシニカルな視線があまりに痛快だ(一般的なジャズ・ファンにはあまりオススメできないムードもあるが……)。またライヴにおいては、60'sモダン・ジャズをフィーチャリングしたヌーヴェル・バーグ映画一連を彷彿させるような空気が全開。とにかく粋な演奏なのである。
「ジム・ジャームッシュの映画によく出るおっさん」的なとらえ方をされることも多いジョン・ルーリーだが、2000年代に突入した今もラウンジ・リザーズはれっきとした現在進行形のバンドである。
モダン・ジャズを意識しながらも、パンク/ニューウェイヴの先鋭的な感覚をプラスした音楽性。特に80年に発表されたアルバム『The Lounge Lizards』は、リンゼイの何もかもをぶち壊すようなアナーキーなギター・サウンドとバンドのシニカルな視線があまりに痛快だ(一般的なジャズ・ファンにはあまりオススメできないムードもあるが……)。またライヴにおいては、60'sモダン・ジャズをフィーチャリングしたヌーヴェル・バーグ映画一連を彷彿させるような空気が全開。とにかく粋な演奏なのである。
「ジム・ジャームッシュの映画によく出るおっさん」的なとらえ方をされることも多いジョン・ルーリーだが、2000年代に突入した今もラウンジ・リザーズはれっきとした現在進行形のバンドである。
The Lounge Lizardsの連載コラム
- OKMusic編集部2016年07月08日
曲・アルバム
Queen of All Ears
2006年05月30日リリース
アルバム・10曲- 1 John Zorn's S&M Circus
- 2 Queen Reprise
- 3 The First and Royal Queen
- 4 She Drove Me Mad
- 5 Yak
- 6 Queen of All Ears
- 7 Three Crowns of Wood
- 8 Scary Children
- 9 Monsters Over Bangkok
- 10 The Birds Near Her House
Queen of All Ears