【USチャート】リアーナの新曲が１位
、大ベテラン、ニール・ダイアモンド
が快挙

USチャート＜The Billboard Hot 100＞５月24日付チャートは、リアーナの「TAKE A BOW」が１位を獲得した。Ne-Yo書き下ろしによるバラードである本作はネットでの先行プロモーションなどを軸に５週目で首位獲得となった。２位は先週１位のレオナ・ルイス「Bleeding Love」、３位 リル・ウェイン・フィーチャリング・スタティック・メジャーの「LOLLIPOP」、４位 ジョーダン・スパークスの「No Air」、アッシャー・フィーチャリング・ヤング・ジージー（Young Jeezy）のシングル「ラヴ・イン・ディス・クラブ」が５位。リアーナがトップに立った結果、先週までの各曲が全て１つランクを落としただけで、全体的な大きな変動の少ないチャートの推移となっている。

一方、アルバムを中心とした＜The Billboard 200＞は新作のリリース・ラッシュで大きな変動が起きた。今週１位となったのは大ベテラン、ニール・ダイアモンドの『HOME BEFORE DARK』。ビースティー・ボーイズやLLクールJ、晩年のジョニー・キャッシュの作品などでも知られるリック・ルービンによるプロデュース作で、意外にも彼にとって本作が初の全米１位獲得作。
２位は人気カントリー・シンガー、トビー・キースの23枚のカントリーチャートNo.１ソングなどを収めたベスト『35 Biggest Hits』、３位マドンナ『Hard Candy』、４位に『アメリカン・アイドル』シーズン２で準優勝を獲得した人気者、クレイ・エイケンの５年ぶりとなるアルバム『On My Way Here』、これまでカヴァー曲集のみリリースだったエイケンだが、今回のアルバムは正真正銘のオリジナル作として大きな反響を呼んでいる。

以下常連のマライア・キャリー『E=MC2』が５位、レオナ・ルイス『スピリット』が６位。７位には実力派ソングライター、ギャヴィン・デグロウのこちらも５年ぶりとなるアルバム『ギャヴィン デグロウ』、８位ジョシュ・グローバンのライヴ作『Awake Live』、カントリー・シンガー、ディエクス・ベントリーの『Greatest Hits』が９位、ラテン界のスーパースター、ルイス・ミゲルの『Complices』が10位と各ジャンルを代表する男性シンガーのビックネームが初登場トップ10入りという異例のランキングとなった。