【連載コラム】稚菜、映画「少女」の
主題歌をカバー

こんばんは。

今日の一曲。
10月8日公開の映画「少女」の主題歌、GLIM SPANKYの「闇に目を凝らせば」
初めて聴いた瞬間ぐっと引き込まれた。その声に。
かっこいい。素直にそう思いました。
自分とは180°違う声だからこそ、憧れるものはある。
楽曲もかっこいいし、今回もまた少し違ったコーラスのアレンジを考えて加えてみました。
是非聴いてみて下さい。
私、昔人前で歌う事があまり好きではなかった。
ただ、音楽の授業はずっと好きだった。
みんなで歌う合唱とかリコーダーを吹いたりするのとか。
みんなで何か一緒に出来る、というものに関して凄く。
だから専門学校へ入った時に一番惹かれた授業はゴスペルだったし、音楽をするに当たって一番やりたかったのはバンドを組んでライブをする事だった。
日常生活であまり群れるのは好きではないし、一人で出かける時間が好きだったりするのに、音楽に関しては全くの別物だ。
きっとあの一つになってみんなで一緒の事で笑っている感覚が好きだったんだと思う。
…じゃあ何で今は弾き語りで一人でやってるのかって?
単純に最初は成り行きです。笑
バンドメンバーを集めるって大変だから、じゃあまずは揃うまでは一人で活動しておいた方がいざ集まった時にすぐ行動に移しやすいだろう。と思ったから。
とにかく何もせずにじっとしている事が不安で仕方がない性格なんですよね、昔から。笑
そんな感じて始めた弾き語りが、いつの間にか自分の中で定着してしまっていたわけです。
今では自分の定まった目標もあるし、ピアノと自分の声一本で表現出来る世界が面白くて楽しい、と思えるから弾き語りは好き。
…けれど、やっぱり仲間のバンドライブを見ていると羨ましいなぁ…と少し寂しく思ったりもする時もあったりはします。
みんなで一緒にやり遂げた事って何より思い出に残るし何故だか泣けてくる。
そんな事を思うけれど、ここ最近思うのは弾き語りっていうのも結局一人ではないんだなぁって。
もちろんステージで表現するのは一人だけれど、周りを見渡せば支えてくれるスタッフさん関係者の方が沢山いるし、何よりも見て聴いてくれるお客さんが目の前にいるわけです。
弾き語りはお客さんと常に対話をし、その瞬間の日常を歌っているんだなって。
楽しさ、悲しさ、嬉しさ、幸せ。
それを最も心の近い距離で共有出来るのは、弾き語りならではであって特権なんだなぁ。
そう思った瞬間に私はもっと弾き語りが好きになった。
そんな世界が凄く好きだと思った。

明後日のライブは珍しい事にスタジオでのライブだ。
多分今までで一番お客さんとの距離が近いだろう。
みんなでどんな心の対話のライブが出来るのか、今から楽しみです。
お時間ある方は是非、遊びにいらして下さいね。
それでは。

著者:稚菜

OKMusic編集部

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