L→R G(Ba)、ナジャム・ス(Vo&Syn&Dance)、J・J・ハッサン(Dance&Cho)、キム・ガンジ(Dr)、ホンギ(Gu)

L→R G(Ba)、ナジャム・ス(Vo&Syn&Dance)、J・J・ハッサン(Dance&Cho)、キム・ガンジ(Dr)、ホンギ(Gu)

【Sultan of the Disco】目標はお客
さんに一緒に踊ってもらうこと!

韓国のソウル・ファンク&ディスコバンド、Sultan of the Discoがインストアイベントを開催! そのレポートと3月に日本で行なう単独公演とツアーの意気込みを語ったインタビューをお届けする。
撮影:LEE JUHO/取材:山口智男

日本のファンの前で演奏したり、サインしたり、一緒に写真を撮ったりしたことで、日本デビューしたという実感がより一層沸いたのではないでしょうか?

ナジャム
明日も明後日も日本でライヴしたいです。これからもできるだけたくさんのライヴを、日本のみなさんにお観せして一緒に楽しみたいです。
ハッサン
最初、仏頂面で観ていた男性のお客さんがいつの間に笑顔になっていたのが嬉しかったです。

韓国でも女性のお客さんが多いのですか?

ホンギ
だいたい女性です。
ナジャム
やっぱりメンバー全員、男ですからね。それにライヴをやっていると、男性ホルモンが出ますから…
G
これ以上は通訳しないでください。下ネタですから(笑)。

ライヴ慣れしているように見受けましたが、韓国ではどれくらいのペース、キャパでライヴをやっているのですか?

G
イベント出演も含め、最近は週一ペースでやっています。単独公演では一番大きなところで1,000人ぐらいです。

週一ですか。ライヴが大好きなのですね?

G
ナジャムは海外でライヴをやるのが好きなんです。
ナジャム
海外でやる時はいつも興奮しすぎて、ちょっと失敗してしまうんです。今日もはしゃぎすぎて、一番激しく踊らなきゃいけないところで足を挫いてしまいました(笑)。

なぜ海外でやるのが好きなのですか?

ナジャム
自分たちの自信になるからです。僕らのことをよく知らない人たちが多いわけじゃないですか。そういう人たちを相手にライヴをやって、韓国でやっている時と同じような反応が返ってきた時は、音楽をやっていて良かったと思います。

日本では初となる3月22日の単独公演は、どんなライヴにしたいと考えていますか?

ガンジ
テポクパ(大爆破)。

え!?

ナジャム
自分たちも爆破されて、観客も爆破されるぐらいのライヴをしたいという意味です(笑)。
ガンジ
これまで日本でやった時は持ち時間の関係で5曲、多くても8曲しかできなかったんですけど、今度は1時間以上やるわけですから、いかにテンションを持続して、面白いライヴを観せられるか今から考えています。
ハッサン
メンバー5人のうちの3人が合体するパフォーマンスを行なう「The Power of Oil」という曲があるんです。そういう“魅せる”ことができる曲もたくさんやります。
ナジャム
踊れる曲だけではなく、ムードがあるセクシーなスローナンバーもやります。いろいろな楽しみ方ができると思います。退屈する時間はありませんよ。

SCOOBIE DOとのジョイントツアーも決定しましたが、彼らとはどんなふうに知り合ったのですか?

G
僕らのマネージャーが彼らと友達なんです。紹介してもらって、すぐに仲良くなりました。もう2年の付き合いになります。彼らのライヴはとてもプロフェッショナルで学ぶところが多いです。刺激になります。

じゃあ、負けないように頑張らないと(笑)。

ハッサン
負けそうになったら先に殴ります(笑)。
G
バカ! 先輩だ。先輩を殴ったらダメだ。
ハッサン
あ、はい! すみません! もちろんジョークです(笑)。

『1stミニアルバム「オリエンタルディ
スコ特急」発売記念イベント』レポート

2017年1月28日@タワーレコード渋谷店B1F CUTUP STUDIO


 タワーレコードのストリーミングメディア『K-POP LOVERS! TV』で生中継されるということで、緊張していたせいか、前半のトークではカラフルな衣装とは裏腹にメンバー全員、ややテンションが低めで、どうなっちゃうんだろうと少々心配したが、そこは週一ペースでステージに立っている生粋のライヴバンド。日本語で歌った日本デビュー盤のタイトルナンバー「Oriental Disco Express」の演奏を始めた途端、人が変わったように弾けまくり、ダンスナンバーの連打で観客を踊らせた。
 日本デビュー盤のリリースを記念して、Sultan of the Discoが日本で初めて開催した本インストアイベント。激しいダンスとともに“ハッ!ハッ!”と客席を煽るバンドの飛び道具(?)ハッサン(Dance&Cho)とナジャム(Vo&Syn&Dance)ふたりのフロントマンがエネルギッシュに魅せるパフォーマンスは、どこかコミカルだから観客の口元も自然に緩んでいった。そして、そんなふたりを支えるホンギ(Gu)、G(Ba)、ガンジ(Dr)のファンキーかつ手堅い演奏からも、この5人組が実力派のバンドであることがうかがえる。3月のライヴおよびツアーは観応えあるものになるに違いない。わずか30分だったが、そんなことを予感させるには十二分の熱演だった。
Sultan of the Disco プロフィール

スルタン・オブ・ザ・ディスコ:韓国で2006年に結成。国内で数々の音楽賞を受賞し、国内はもちろん海外での活動も精力的に行なってきたソウル&ファンク&ディスコバンド。10年頃から現在のバンド編成となり、シックやクール・アンド・ザ・ギャングをはじめとした70~80年代のディスコ・ファンク・サウンドを基調としながら意匠を凝らした楽曲と、軽快かつ濃厚、そしてユーモアラスなライヴパフォーマンスで注目を浴びる。16年12月、氣志團の綾小路 翔が日本語詞を担当した「Oriental Disco Express」を含む全6曲入ミニアルバム『オリエンタルディスコ特急』で日本デビューを果たした。Sultan of the Disco オフィシャルHP

OKMusic編集部

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