【Lisa Halim】あなたの恋愛の
BGMにしてほしい
さまざまな恋愛のかたちを個性豊かなアーティストとともに歌い上げたフィーチャリング作品を一挙に収録した、豪華なアルバムがついに完成!
取材:吉田可奈
待望のフルアルバムが完成しましたね!
はい。初めてのフルアルバムで、しかもフィーチャリングベストというかたちで出せたので、すごく嬉しいんです。ファンの方からも“いつアルバムが聴けるの?”という声をたくさんいただいていたので、やっとみなさんの期待に応えることができて感慨深いんですよね。
今まで発表されてきた曲の他に、ふくい舞さんやBLUE BIRD BEACHさんとの新曲も聴けるんですよね。
そうですね。アルバムのコンセプトは全曲フィーチャリング楽曲、それからラブソングであることだったので、新しいラブソングを作りました。中でもプライベートでも仲の良いふくい舞との『あなたの空』は、すごく思い入れの強い曲になりました。
女性とのフィーチャリングって珍しいですよね?
そうかもしれないですね。男性となら男女それぞれの目線で歌ったり、声質もまったく違うので差別化が付けやすいのですが、同性である女性だと、どうやって違いを出すか、どうやってそのアーティストの魅力を引き出すかということに悩みながら曲を作っていました。でも、(ふくい)舞との『あなたの空』は、舞と出会った時に、舞にこのメロディーが合うだろうなと勝手に作っていた曲だったので、そこに改めて歌詞を乗せて、新たに息を吹き込んだんです。
人と出会って、その人のキャラに刺激を受けて曲を作るというのはよくあることなのですか?
ありますね。私自身、すごく人間観察が大好き…というか習慣になっていて。知らぬ間に人を見抜く力が付いたみたいで、第一印象とその人のタイプが相違したことがあまりないんです。もしかしたら第6感がすごいのかも(笑)
(笑)。さて、このアルバムには10曲のラブソングが収録されていますが、特に注目したのが歌詞だったんです。すごく繊細で、美しくて…。
ありがとうございます。それはすごく嬉しいです。歌詞を書く時に大事にしているのは、聴いているだけでその世界観をすぐに想像できたり、聴いた人の頭の中で一瞬でミュージックビデオが想像できるようなものするということ。聴いている人のそれぞれの体験と重なって、共感してもらえたら本当に嬉しいですね。欲を言えば、これからの恋愛の良きBGMになれば、と思っているんです。
何年か後に、この曲たちを聴いたら思い出すような?
はい。いつか私の曲を改めて聴いた時に“いい恋してたな”って思い出してもらえたら素敵ですよね。
それはすごく素敵なことですね! あと、これらの歌詞や曲に対して、ご一緒したアーティストさんからはどんな反響をもらいましたか?
『それでも君を愛してた feat. Sunya』のSunyaくんはやたらとこの曲を気に入ってくれたみたいで、ずっと“いいっすわ~”って誉めてくれたんですよ(笑)。すごく面白い、元気な人でしたね(笑)。でも、同じアーティストにそう言ってもらえることは、やっぱり嬉しいですね。
最後に今後やってみたいことを教えてください。
私自身がサーフィンをするので、海の周辺に友達が多いんです。その友達と一緒に海辺でギター一本抱えて歌ったりしてみたいですね。…とはいえギターは一度も弾いたことがないので、練習はこれからになるんですけどね(笑)