【Rhythmic Toy World】『「お残しは
許しまへんでーっ!ツアー」~ワンマ
ンコース~』2015年9月26日 at 渋谷
CLUB QUATTRO

撮影:MASANORI FUJIKAWA/取材:山口智男

 渋谷CLUB QUATTROをいっぱいにできる人気を改めてアピールしたツアーファイナル。今年4月にリリースした1stフルアルバム『BUFFeT』の曲を中心に、森永DARSのCMで流れている新曲「輝きだす」を含む全18曲を2時間にわたって熱演。メロコアやミクスチャーロックの影響も漂わせながら、いいことも悪いこともある人生を謳歌することを歌う人懐こい日本語の歌の数々。手拍子したり、飛び跳ねたり、一緒に歌ったり、その全曲を待ち焦がれていた観客の反応からは、ファンがこのバンドのことを心の支えにしていることがうかがえた。だからってしみったれたバンドじゃない。軽妙なユーモアセンスで終始、笑いも誘う陽気なやんちゃ坊主たちというアピールも彼の魅力のひとつ。“新たなスタート”とメンバーも言っていたように、この盛り上がりはこれからもっと大きなものになっていきそうだ。

セットリスト

  1. その花の名前は
  2. QandQ
  3. ループピクチャー
  4. 波紋シンドローム
  5. s.m.p
  6. ヘイセイアナトミア
  7. かごめかごめ
  8. 描いた日々に
  9. メッセージ
  10. ライブハウス
  11. Daa Da Do!
  12. 十六夜クレーター
  13. とおりゃんせ
  14. ファーストコール
  15. いろはにほへと
  16. <ENCORE1>
  17. 輝きだす
  18. フレフレ
  19. <ENCORE2>
  20. エンナ
Rhythmic Toy World プロフィール

リズミックトイワールド:2009年に結成。10年に現在のメンバーが揃い本格的に活動を開始。13年4月に1stミニアルバム『軌道上に不備は無し』を発表すると、そこから怒涛のリリースを続ける。16年にはインディーズながらも森永製菓『DARS』の CM 楽曲に抜擢され大きな反響を巻き起こし、18年にはTV 東京系アニメ『弱虫ペダルGLORY LINE』のオープニングテーマを担当するなど、インディーズバンドとしては類を見ない活動を展開。そして、4月に4thアルバム『SHOT』でメジャーデビューを果たす。Rhythmic Toy World オフィシャルHP

OKMusic編集部

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