【Cyntia】『東名阪ワンマンLIVEツア
ー』2014年4月20日 at 新宿BLAZE
全会場がソールドアウトとなった初の東名阪ワンマンツアー。その最終公演で彼女たちは、“現在のCyntia”をまざまざと見せつけたのだった。歌モノとはいえヴォーカルばかりが前に出るのではなく、各メンバーが持ち味を最大限に発揮。華やかなコスチュームからロック然としたビジュアルにチェンジしたことが、ひとつの意思表示だったと思わせるほど、圧倒的なバンドサウンドを叩き付ける。それはある意味、高い演奏力を誇る楽器陣がそのポテンシャルを前面に押し出しても負けないだけの表現力と存在感を、Cyntiaが初めてのバンド経験というヴォーカルのSAKIが身に付けたと言ってもいいだろう。
YUI(Gu)のテクニカルなプレイ、AZU(Ba)の挑発的なステージングが観る者を惹き付けるも、しっかりと伸びやかでしなやかな歌声を響かせていたのが何よりも印象深かった。
YUI(Gu)のテクニカルなプレイ、AZU(Ba)の挑発的なステージングが観る者を惹き付けるも、しっかりと伸びやかでしなやかな歌声を響かせていたのが何よりも印象深かった。