OLDCODEX Painter YORKE. 『WHY I P
AINT
~なぜボクがえをかくのか~』
- 第7回 Funky Shit / The Prodigy
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夜の街に繰り出して、初めてクラブに足を踏み入れた時
ドキドキした。友達のお姉ちゃんがステージで踊るという誘い文句をいい事に、オレも踊る人の群れの中に。
なんだかその場に居る事が、まるで少し悪い事をしてるかのような気分だった。
ドキドキした。友達のお姉ちゃんがステージで踊るという誘い文句をいい事に、オレも踊る人の群れの中に。
なんだかその場に居る事が、まるで少し悪い事をしてるかのような気分だった。
まだお酒を飲める歳じゃなかったオレは、良い子にしたし、
大きいスピーカーの近くで身体をうずめた。踊る人たちのシルエットが綺麗で、ただただ音楽に酔っていく様な感じがした。
スピーカーの向こうにモンスターでもいるんじゃないかってくらいの熱量がオレの身体を包み込んだ。
大きいスピーカーの近くで身体をうずめた。踊る人たちのシルエットが綺麗で、ただただ音楽に酔っていく様な感じがした。
スピーカーの向こうにモンスターでもいるんじゃないかってくらいの熱量がオレの身体を包み込んだ。
"Oh my god!"
ぼくらが何処から来て、何処に行くんだろうってため息もさ、今夜は忘れちゃえばいいのさ。
そしてぼくは今日も絵を描く。
街には素敵な音楽が溢れているから。
ぼくらが何処から来て、何処に行くんだろうってため息もさ、今夜は忘れちゃえばいいのさ。
そしてぼくは今日も絵を描く。
街には素敵な音楽が溢れているから。