OLDCODEX Painter YORKE. 『WHY I P
AINT
~なぜボクがえをかくのか~』
- 第14回 Wake up / The Arcade Fir
e -

近所のコーヒーショップに来た。
「WHY I PAINT」と題して始まったこのコラムも、もう1年以上続いているのか。
目の前に座っている子どもが、不思議な顔でオレを凝視している。
このクロブチ眼鏡のレンズに度が入っていない事がバレてるのかな。何気ない日常のワンシーンが一気に彩って見える瞬間。
きっと子どもの頃は見る物全てが新鮮で、毎日がもっと輝いていたはずだよね。
時々、黒い服に身を包んで、髪の毛が金色に染まった背の高い、 大人だか子どもだかわからないヤツを不思議に思ったりもして。
大人になるって事は、子どもの罪や無邪気な嘘ですら全てを許し、受け入れる事から始まるのかもしれない。なんて。
自分の中で何かが加速し、ちょっとおおげさなドラマに満たされた。
窓の外でいつの間にか雨が降り始めている。
"空っぽが僕の心を満たす"
雨に気をとられたらコーヒーはすっかり冷めてしまった。

そしてぼくは今日も絵を描く。
街には素敵な音楽が溢れているから。
OLDCODEX プロフィール

オルドコデックス:2009年に結成。ラウド、ダンス、パンク等の様々な要素を取り込んだサウンド、それにインスパイアされながらアートワークを作り出すペインティングにより、観る者、聴く者の、五感を刺激する作品を打ち出している。TVアニメシリーズの主題歌を担当することも多く、『SERVAMP』『GOD EATER』『黒子のバスケ』『Free!』シリーズ等、タイアップは多岐にわたる。15年に初の日本武道館公演を行ない、16年6月に発売した4thアルバム『Fixed Engine』では、オリコンウィークリーチャート3位を記録。ライヴではYORKE.自らが制作に携わる巨大なセットという名のアートを背負い、その存在感を見せつけている。そして、バックドロップにも必ず手を加えるので、常に作り手の体温が感じられることも特徴のひとつ。国内を中心としつつ、アメリカ・台湾・中国・韓国・シンガポールでもライヴを敢行するなど、ワールドワイドな活動を行なっている。OLDCODEX オフィシャルHP

OKMusic編集部

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