OLDCODEX Painter YORKE. 『WHY I P
AINT
~なぜボクがえをかくのか~』
- 第42回 Rainy Days And Mondays /
Carpenters -

月曜日。真夜中の代官山。
ふと車を停め、久々に歩く。
九龍を舞台にしたあの映画を思い出してた。
独り言を呟きながら、自分の歳を感じて。
あの頃、バイクで代官山に辿り着いて小さな公園で街を見下ろした。
広いレストランに一人で入って、ケーキを注文した。
何層にも重なったミルクレープ。
そのクレープの層を数えたりした。

別に何かが悪い訳でも、特別何か良い訳でもない。
突然、自分の居場所が無くなっちゃった。
そんな感覚になったりする。
“Rainy days and Mondays always get me down…”

雲は雨に変わってた。
カレンが歌うように、
雨と月曜日のせいなのかもしれない。
“彷徨い歩く孤独なクラウンのよう”
イントロの中に、物哀しい道化師を思い浮かべる。
彼の絵を描いて、名前を付けてやろう。

そしてぼくは今日も絵を描く。
街には素敵な音楽が溢れているから。

YORKE. June, 2016

OLDCODEX プロフィール

オルドコデックス:2009年に結成。ラウド、ダンス、パンク等の様々な要素を取り込んだサウンド、それにインスパイアされながらアートワークを作り出すペインティングにより、観る者、聴く者の、五感を刺激する作品を打ち出している。TVアニメシリーズの主題歌を担当することも多く、『SERVAMP』『GOD EATER』『黒子のバスケ』『Free!』シリーズ等、タイアップは多岐にわたる。15年に初の日本武道館公演を行ない、16年6月に発売した4thアルバム『Fixed Engine』では、オリコンウィークリーチャート3位を記録。ライヴではYORKE.自らが制作に携わる巨大なセットという名のアートを背負い、その存在感を見せつけている。そして、バックドロップにも必ず手を加えるので、常に作り手の体温が感じられることも特徴のひとつ。国内を中心としつつ、アメリカ・台湾・中国・韓国・シンガポールでもライヴを敢行するなど、ワールドワイドな活動を行なっている。OLDCODEX オフィシャルHP

OKMusic編集部

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