防弾少年団 左からJ-HOPE、JIN、SUGA、JUNG KOOK、V、RAP MONSTER、JIMIN

防弾少年団 左からJ-HOPE、JIN、SUGA、JUNG KOOK、V、RAP MONSTER、JIMIN

【防弾少年団】エア壁ドンにファン悶
絶! 熱狂と興奮のファンイベントをレ
ポート

防弾少年団のファンイベント「JAPAN OFFICIAL FANMEETING VOL.2 -UNDERCOVER MISSION-」東京公演2日目をレポート!

韓国出身の7人組ボーイズグループ、防弾少年団(ボウダンショウネンダン)が8月14日、東京国際フォーラム ホールAにてファンイベント「防弾少年団 JAPAN OFFICIAL FANMEETING VOL.2 -UNDERCOVER MISSION-」を開催し、5000人を熱狂させた。
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客席通路に戦闘員らしき男たちが現れ、青いサーチライトに照らされる会場は物々しい雰囲気。メンバーを待ちわびるA.R.M.Y(=防弾少年団のファン)の熱気はぐんぐん上昇し、メンバーの名前を叫び始める。すると、緊急アラームが鳴り響く。そしてついに! メンバーは、客席横から左右に別れて会場に“潜入”、A.R.M.Yの興奮は一気に爆発した。
会場が黄色い大歓声に包まれる中、メンバーは、『DOPE』『ホルモン戦争-Japanese Ver.-』といった“アゲ曲”をたたみかけて会場の熱を煽ったかと思えば、『いいね!Pt.2~あの場所で~』をムーディーにキメて、のっけから会場を興奮の渦に巻き込んだ。
Vは外車を3台所有している!?
この日は、タイトルの“UNDERCOVER MISSION”通り、敵のアジトに“潜入”という設定の下、メンバーは、司令官(BOSS)に扮したお笑い芸人・次長課長の河本準一から発令される“ミッション”を遂行。メンバー本人かを確かめるクイズや、ランダムプレイダンス、テンションを上げ続けていくゲームなどを行い、ライブとは異なる一面を次々と披露し、ファンを楽しませた。
まず、「BTS ID」と題し、メンバー本人かを確かめるクイズが本人に出題された。「食べても食べてもお腹が減るのは君のことか?」と聞かれたJIN(ジン)は、「実は、僕のお腹の中に、チャング(ペットの子犬)がいるんです!」とニッコリ。昨日食べたものは、「ラーメン、とんかつ、カレー、ご飯、肉……」と次々と挙げて会場を驚かせた。「自分のことを天才だと思っているか」と問われた多才なSUGA(シュガ)は、「はい!」と即答し、「愛嬌(ぶりっ子)の天才です!」と、愛嬌をこれでもかと振りまきまくり、会場を沸かせた。すると、これまで、「僕は天才」と自称していたJIMIN(ジミン)が、「僕は“ただの天才”です」とカットインして、会場の笑いを誘った。
そして、「外車を3台所有している」と“暴露”されたV(ブイ)は、「自慢じゃないですけど。ポルシェとフェラーリとランボルギーニです。A.R.M.Yと一緒に乗ります!」と、自慢げにニヤリ。しかし、「実は、ミニ・カーなんです」とイタズラっぽく笑い、将来本当に車を手に入れたら、「いつかA.R.M.Yとドライブ・デートしたいです! 約束」と甘い言葉でファンをノックアウトした。
また、“イタズラ好き”なJUNG KOOK(ジョングク)は、「たとえば…」と、メンバーを一人ひとり呼びながらもJIMINだけ“見えないフリ”。他のメンバーもJUNG KOOKに続き、JIMINをスルー。JIMINをいじり倒すメンバーに会場も爆笑で、JIMIN本人も「イジってくれてありがとうございます!」と楽しそうだった。
続いてのコーナーは、韓国のバラエティ番組でもおなじみの「ランダムプレイダンス」。ランダムに流れる持ち歌(再生されるところもランダム)を聞いて、メンバーは瞬時にフォーメーションとフリを合わせて踊るというルール。
「余裕です、僕は天才ですから!」と胸を張ったJIMINが、途中から自分を見失ったようにキョトンとした顔を見せたり、J-HOPE(ジェイホープ)は立ち位置があやしくなり、終盤はダンスがほぼ同じになったり、BOSSからダメ出しが。しかし、最後のキメポーズだけは完璧にキメるメンバーに、会場も爆笑だった。
テンションぐんぐん上昇!
中盤では、昨年6月の日本デビューからの映像が公開され、トークを展開。RAP MONSTER(ラップ モンスター)は、「あっという間に過ぎましたね。僕たち、本当に一生懸命でした」としみじみコメントし、Vは「すごく大変でしたが、A.R.M.Yがいてくれたから、全然苦ではなかったです」とファンに感謝。
また、うれしい思い出として、シングル『FOY YOU』でオリコン週間1位を獲得したことや日本ゴールドディスク大賞で新人賞を受賞したこと、初全国ツアーなどを振り返り、JUNG KOOKが「日本のA.R.M.Yたちに初めて会ったとき感動しました」と話すと、会場は大絶叫。さらに、JINが「表現が得意じゃないけど、メンバーに感謝しています」と語り、「普段できないからここで表現します」と、メンバー一人ひとりとハグ。会場は、黄色い大歓声で沸いた。
『FOR YOU』のパフォーマンス後のミッションは「テンション エスカレーター」。お題のパフォーマンスを順番に披露するのだが、次のパフォーマーは前のパフォーマーよりも高いテンションで披露、バトンタッチするたびにぐんぐんテンションを上げていくというルールだ
“J-HOPEのモノマネ”というお題には、SUGA→V→JIN→JUNG KOOK→RAP MONSTER→JIMIN→J-HOPEの順番でチャレンジ。「J-HOPEのふざけた感じを」と、次々に表現していくメンバーだが、RAP MONSTERは大苦戦。懸命に披露するも、「全然高くない!」という声が飛び、恥ずかしそうに「僕のベストです」と、ガックリ肩を落とした。“本家”のJ-HOPEは、「これぐらいのテンションは基本です!」とステージを駆け巡る驚異の弾けっぷりで会場を沸かせた。
次の“男らしさ”では、年長から年齢順に、JIN→SUGA→RAP MONSTER→J-HOPE→JIMIN→V→JUNG KOOKで、次々と「エア壁ドン」。会場のテンションも比例してぐんぐんエスカレート。JIMINはVの胸を押して目をじっと見つめ続け、VはJUNG KOOKの頭を引き寄せ見つめる…という妄想をかきたてるシチュエーションを披露。最後のJUNG KOOKはカメラに向かって「壁ドン」に加え、シャツのボタンを上からひとつずつ外していくファン悶絶サービスを。ファンは大興奮、耳をつんざくような悲鳴が会場を包んだ。
僕たちとA.R.M.Yはひとつ
コーナー最後の“かわいい人”というお題には、JIMIN→RAP MONSTER→JUNG KOOK→JIN→V→J-HOPE→SUGAの順でチャレンジ。後ろから振り返るような姿に、甘える仕草を加えたりと、ぶりっ子が炸裂。先ほど「愛嬌の天才」と宣言していたSUGAはキュートな仕草と赤ちゃんのような声で会場のテンションを上げた。そんな年長組の姿に、JIMINは「きょうはお兄さんたちの新しい姿を見ました……」と笑っていた。
最後の挨拶では、日本デビュー2年目の決意を語った。RAP MONSTERは、日本のアニメで観たことを引用し、「新幹線は乗客がいなければ、行くことができません。僕たちもA.R.M.Yの皆さんがいないとどこにも行けません。僕たちの“乗客”になって、一緒に行きましょう!」とファンに呼びかけ、JINは、「皆さんの愛情に応えられるように全力を尽くします」と決意を新たにした。
神妙な面持ちのSUGAは、「歌手は、やはり音楽を通じて表現すべきですよね。これからも素敵な音楽とステージをいつもお届けすることを約束します。僕たち、一緒にドームまで一生懸命走り続けましょう!」と力強く宣言。Vは「僕たちは、これからもずっといつも一緒だよね。僕たちとA.R.M.Yはひとつ。ずっと走り続けようね」と甘いささやきでファンの胸を打った。
そして、「韓国で初めて1位を獲得した曲。日本のA.R.M.Yのみなさんに聞かせたいです」(RAP MONSTER)と、『I NEED U』を披露して本編を締めくくった。
アンコールでは、『NO MORE DRAM-Japanese Ver.-』『フンタン少年団』を披露し、沸騰するようなテンションで会場が一体となって大騒ぎ。メンバーは最後まで大はしゃぎで、Vは河本のネタ「お前に食わせるタンメンはねぇ!」を何度も顔マネするなど楽しそうだった。

ウレぴあ総研

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