NECOKICKS TAKUMI×上田Radius 池上
陽祐
- the Homeground 第5回 -

ライヴ活動を行なうアーティストの拠点となるライヴハウス。思い入れ深く、メンタル的にもつながる場所だけに、アーティストとライヴハウス、それぞれの目線から出会いや第一印象などを語ってもらった。もしかしたら、ここで初めて出る話もあるかも!?

NECOKICKS プロフィール

ネコキックス:2011年5月に、長野県から上京してきたメンバーで東京にて結成。14年12月、ギターのTEPPEIが脱退し、新メンバーとしてHARA-KUNが加入。新体制となり、1stアルバムにしてベストアルバム『ネコキ名人スーパーベスト』を15年4月22日にリリース。NECOKICKS オフィシャルHP

GUEST:TAKUMI

上田Radiusが“地元に帰る場所がある”
と思わせてくれる

どのようなキッカケからバンドを始めたのでしょうか?

中学生の時に楽器をやっていたふたつ上のお兄ちゃんに憧れてバンドを始めました。当時はお兄ちゃんのやってること全てがカッコ良いなぁと思っていたので(笑)。そんなお兄ちゃんに初めて教えてもらったバンド、GREEN DAYは今も僕のバイブルです。

ライヴや楽曲へのこだわりは?

ライヴへのこだわりはたくさんありますね。でも最近いろんなことを考え過ぎて、シンプルに伝えたいことを伝えられなくなったように感じ、それじゃダメだ!って思って、とにかくドカーン!とライヴしようと思うようになりました。やっぱりロックバンドはそのドカーン!に全力を懸けることごカッコ良いですよね。楽曲へのこだわりはメロディーです。僕の場合、本当に何も知識がばい状態のまま現在も作詞、作曲をしています。結構めちゃめちゃ適当です(笑)。だからこそ過程の中で楽曲の方向性を見失いそうになるんですよ。でも結局そこにメロディーを乗せると、“あぁ、これだ!”って自分のイメージにマッチしていくのが分かり、どんどんNECOKICKSのらしさが生まれてくんです。だから僕の場合はどんなに自由に作っても、“らしさ”を出せる自信があります。

どのような時に、“音楽活動をしていて良かった”と感じますか?

これ、よく考えるんですけど、本当に悩みますよね(笑)。今、僕らNECOKICKSが活動できているのはたくさんの人のお陰だと本気で思っていて、良かったなぁと思うことができ毎日ですかね。なので、今回はこの前起きた嬉しかったエピソードをひとつ紹介します。先日、バイト先の飲食店で、たまたま来たお客さんが僕を見て“頑張ってるねぇ。僕は君のことを知っていたけれど、もっと好きになったよ”といきなり言ってきたんです。急にそんなことを言ってもらえて、不思議に感じた僕が“どうして僕のことを知っているんですか?”と聴いたら、実は、NECOKICKSが初めて雑誌に載った時にコメントを書いてくれた方だったんです。なんか涙が出る位嬉しかったですね。

上田Radiusの池上さんとの出会いは、いつ頃、どこで?

おそらく僕が高校生の時にライヴハウスで会いました。僕らの地元、長野県上田の最前線で活躍するバンドのメンバーで、挨拶をするだけで精一杯でした(笑)。

池上さんに対する第一印象は?

やっぱり僕はまだ何も知らない高校生だったので、大人のバンドマンっていうだけで恐かったです(笑)。でも、そんな僕にもやさしい人でした。

逆に、池上さんからはどのような印象を持たれていたと思いますか?

当時の僕は、とにかくスタッズベルトを巻いて髪を逆立てることに命を懸けていたので、格好から入るバンドマンだと思われていたと思います(笑)。

今現在の池上さんに対する印象は?

もともとバンドマンとして知り合い、僕が上京し、今のバンドNECOKICKSを組んだ後に、店長としてライヴハウスをオープンすることを知って。地元に帰る場所があると思わせてくれたような気がして、僕らにとって大切な人になりましたね。

上田Radiusでの初のライヴについて教えてください。

僕らが長野県から上京した1年後くらいに、久々に地元でライヴをした時だったと思います。居心地の良い場所だなぁとすぐに思わせてもらいました。

今までで一番印象に残っているライヴは?

ライヴハウスがある商店街のお祭りの開催に勝手に合わせた『勝手に上田わっしょい』っていうイベントがとっても楽しかったです。田舎ならではのお祭りの盛り上がりに便乗して、ライヴをさせてもらって、大成功だったなぁと心から思えた1日でした。

上田Radiusの魅力はどういうところだと思いますか?

ライヴハウスの作りがお洒落です。ステージの高さ、天井の高さもバッチリなんですよね! でも、何よりスタッフさんたちの気持ちを感じられるところが一番好きだし、自慢できるところだと思ってます。あと、打ち上げで登場するつけ麺がめっちゃ美味いです。

上田Radiusでの面白エピソードがあれば教えてください。

今までバク転をしたことなんて一度もないのに、打ち上げ中になぜか突発的にやってみたら成功してしまったことです(笑)。あと、たくさんお酒も飲みました。テキーラ!

最後に、池上さんにひと言お願いします!

いつもありがとうございます。“恩返しをします!”って、ずーーーっと言い続けているものの、まだまだちゃんとお返しできていませんね。“僕らの地元はこんなにも素敵な場所なんだよ!”っていうことをたくさんの人に伝えていけるようにもっともっと頑張ります。いつか一緒に長野県上田でデッカいことしましょうね! 僕らの帰る場所を作ってくれて本当に感謝してます。これからもよろしくお願いします!

上田Radius 池上さんからNECOKICKSに質
問!

どうしたらそんなキャッチーな曲が書けますか?

難しい質問!(笑) 僕はいつも曲を聴いた人が一発で覚えてしまうような曲を書きたいなーと思ってます。もともとJ-POPが好きなので、サビは分かりやすい曲が好きです!

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着