グリーン・ステージ最終日で急遽大トリを飾ったThe Birthday

グリーン・ステージ最終日で急遽大トリを飾ったThe Birthday

急遽大トリを務めたThe Birthdayがフ
ジロックのステージで大暴れ!!

世界的にもその名を浸透させ、日本の新しい夏の風物詩となったロック・イベント『FUJI ROCK FESTIVAL』。
早くも今年で開催12回目を迎えた当フェスだが、メイン・ステージ最終日の大トリは忌野清志郎&NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS plus 仲井戸“CHABO”麗市 が飾るはずだった。しかし、残念ながら忌野清志郎の癌転移が発覚し、彼らの夏のスケジュールは全てキャンセルとせざるを得なかった。

この緊急事態を受け、主催者である<SMASH>は、彼らに代わるヘッドライナーを急遽オファー。The Birthdayに白羽の矢がむけられ即快諾。フジロックの“モンスター・フィールド”であるグリーン・ステージ最終日を迎えた。
夕方よりフジロック恒例(!?)の土砂降りに見舞われていたが、“晴れバンド”の異名をとるThe Birthday出演時の19時20分に奇跡が起きた! 苗場の空もThe Birthdayを待ち望んでいたかのように雨はピタリと止み、大歓声のもとスタート。

2日目のホワイト・ステージで2ndヘッドライナーを務めた彼らはセットリストを大幅に変更し、7月に発表された最新ミニ・アルバム『MOTEL RADIO SiXTY SiX』から「カレンダーガール」や「LUCCA」を爆演しつつ、癌転移発覚時、清志郎自身がオフィシャル・サイトに書き記した手書きのメッセージ「夢を忘れずに!」に応えるかのように、「夢を見ようぜ ベイビー!」というサビが印象的な「ALRIGHT」も熱唱。
そして10月にリリースされる待望のニュー・シングル「涙がこぼれそう」をお披露目し、オーディエンスを熱狂の渦に巻き込んでいた。

終了後、メンバー4人は「楽しかった!!」とコメントし、無事に大役を終えた。
チバユウスケ(vo&g)とイマイアキノブ(g)は、ROSSO名義で『FUJI ROCK FESTIVAL 2005』のレッド・マーキーにて大トリを経験しているが、グリーン・ステージに立つのは、チバとクハラカズユキ(dr)にとっては、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT以来の実に5年ぶりの出来事となった。

OKMusic編集部

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