【Dizzy Sunfist ライヴレポート】
『FIST FIGHT NIGHT 2017』
2017年12月12日 at
恵比寿 LIQUIDROOM
“女性グループと対バンは初めて。BiSHのライヴを観た時に感動して、勝負したいと思った”と熱く語ったあやぺた(Vo&Gu)。Dizzy Sunfist自主企画『FIST FIGHT NIGHT 2017』は東京、大阪の2公演で両日のゲストにBiSHを招いて開催された。
先攻のBiSHは「GiANT KiLLERS」から始まり、いきなりフロアーを焚き付けるショーを展開。この日は清掃員(BiSHのファンの愛称)も駆け付け、アウェイを感じさせない沸騰ぶり。11月に出した新作アルバム『THE GUERRiLLA BiSH』から「SMACK bay SMACK」「SHARR」も飛び出し、特に後者はずっとシャウトし続けるエクストリームな曲調で、彼女たちの魂を投げ打つステージングに圧倒。この日はDizzy Sunfistを意識したのか、攻め攻めの選曲で畳み掛けていく。ラストは名曲「プロミスザスター」を放ち、思わず涙腺が緩むほど感動した。
“お前ら準備できてんのか? 想像を越えていくぞ!”とあやぺたが気迫のこもった呼びかけをし、Dizzy Sunfistは「We Can!!」で豪快に火蓋を切った。続く「The Magic Word」に入ると、モッシュやダイバーの数が一気に増え、序盤からカオスな熱気を作り上げる。それもそのはず、あやぺた、いやま(Vo&Ba)、もあい(Dr&Cho)の3ピースの塊感を含め、メンバーひとりひとりの音像もタイトで存在感は以前より格段と増している。今年はHi-STANDARDのツアーに参加し、レーベル“CAFFEINE BOMB”主催のツアーでは、HEY SMITH、SiMなどと対バンを繰り広げ、バンドはより一層逞しくなっていることを肌で感じた。音楽的にはキャッチーなメロディックパンクだが、音のボトムが強化されたことで迫力は倍増している印象を受けた。そして、中盤過ぎには2018年1月24日に出る2ndアルバム『DREAMS NEVER END』(傑作!)から、この日初披露という新曲「Summer Never Ends」「No Answer」を投下。前者は切ない歌メロが胸のど真ん中を射抜き、後者はヘヴィに爆走する豪放な曲調で、あやぺた&いやまのヴォーカル/コーラスも絶品、場内も好リアクションで騒いでいた。本編はダンサブルな「Tonight,Tonight,Tonight」、メロディックの真骨頂を叩き付ける「SHOOTING STAR」でビシッと締め括る。
それからのアンコールではDizzy SunfistによるBiSHのカバー「DEADMAN」、さらに自身の持ち曲「SULLEY」をプレイし、そこにBiSHが歌や振り付けで参加する豪華コラボが実現。これがもう視覚的にも素晴らしく、両者の長所が見事に融合したスペシャルな演出となった。アイドルとバンドというジャンルを越えたイベントに、またいつかやってほしい!と心の底から思うほど魅惑的な組み合わせだった。
先攻のBiSHは「GiANT KiLLERS」から始まり、いきなりフロアーを焚き付けるショーを展開。この日は清掃員(BiSHのファンの愛称)も駆け付け、アウェイを感じさせない沸騰ぶり。11月に出した新作アルバム『THE GUERRiLLA BiSH』から「SMACK bay SMACK」「SHARR」も飛び出し、特に後者はずっとシャウトし続けるエクストリームな曲調で、彼女たちの魂を投げ打つステージングに圧倒。この日はDizzy Sunfistを意識したのか、攻め攻めの選曲で畳み掛けていく。ラストは名曲「プロミスザスター」を放ち、思わず涙腺が緩むほど感動した。
“お前ら準備できてんのか? 想像を越えていくぞ!”とあやぺたが気迫のこもった呼びかけをし、Dizzy Sunfistは「We Can!!」で豪快に火蓋を切った。続く「The Magic Word」に入ると、モッシュやダイバーの数が一気に増え、序盤からカオスな熱気を作り上げる。それもそのはず、あやぺた、いやま(Vo&Ba)、もあい(Dr&Cho)の3ピースの塊感を含め、メンバーひとりひとりの音像もタイトで存在感は以前より格段と増している。今年はHi-STANDARDのツアーに参加し、レーベル“CAFFEINE BOMB”主催のツアーでは、HEY SMITH、SiMなどと対バンを繰り広げ、バンドはより一層逞しくなっていることを肌で感じた。音楽的にはキャッチーなメロディックパンクだが、音のボトムが強化されたことで迫力は倍増している印象を受けた。そして、中盤過ぎには2018年1月24日に出る2ndアルバム『DREAMS NEVER END』(傑作!)から、この日初披露という新曲「Summer Never Ends」「No Answer」を投下。前者は切ない歌メロが胸のど真ん中を射抜き、後者はヘヴィに爆走する豪放な曲調で、あやぺた&いやまのヴォーカル/コーラスも絶品、場内も好リアクションで騒いでいた。本編はダンサブルな「Tonight,Tonight,Tonight」、メロディックの真骨頂を叩き付ける「SHOOTING STAR」でビシッと締め括る。
それからのアンコールではDizzy SunfistによるBiSHのカバー「DEADMAN」、さらに自身の持ち曲「SULLEY」をプレイし、そこにBiSHが歌や振り付けで参加する豪華コラボが実現。これがもう視覚的にも素晴らしく、両者の長所が見事に融合したスペシャルな演出となった。アイドルとバンドというジャンルを越えたイベントに、またいつかやってほしい!と心の底から思うほど魅惑的な組み合わせだった。
撮影:半田安政(Shocase)/取材:荒金良介
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