【04 Limited Sazabys
ライヴレポート】
『Squall tour』
2018年1月19日 at Zepp Tokyo
そして、ショー折り返し地点では観客4人をステージに上げ、めざましくんに扮するHIROKAZと“スコール早飲み選手権”を行なったりと、ファンを喜ばせる趣向を凝らした演出を施す。RYU-TAのギターソロを挟んだあと、“後半戦、行けますか?”とGENが煽ると、ここで「monolith」が炸裂! そこに追い討ちを掛けるように「capture」「fiction」「discord」と爆発力漲る楽曲をどんどん投下。フロアーはもみくちゃになって大騒ぎする人たちばかりだった。それから「Letter」「fog」、ピンクの照明がマッチしていた「milk」と雰囲気のある曲調をつなげる流れも秀逸だった。「Horizon」を経て、本編ラストは「Squall」で締め括る。全力で駆け抜けるような音色に乗り、伸びやかなハイトーンを響かせるGENの歌声が胸に突き刺さる。会場全体を巻き込むスケール感を観せつけた。音源も良かったけれど、ライヴでさらに力を発揮する楽曲だなと感じ入った。
さらにアンコールに応え、3曲を追加する大盤振る舞いで計25曲をやり遂げた。パンク、ポップス、ダンサブルな曲調とあらゆるアプローチで、観る者のハートを揺らし続けた彼ら。今日のパフォーマンスを観終えて次はどういう展開が来るのか、非常に楽しみになってきた。2018年、フォーリミはさらに大暴れしてくれるに違いない。期待してます!
撮影: Viola Kam (V'z Twinkle Photography)/取材:荒金良介
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