高橋 優
『世界で一番読まれたい手紙』
- 第28回 僕の福島優子さんへ -
拝啓 「心の鏡」という曲を描いてくれてどうもありがとう。
あなたの曲に初めて出会ったとき僕はまだ小学生でした。アニメの主題歌や民謡しか知らなかっ た僕が、姉の部屋から聴こえてきた音楽になんとなく反応したのが出会いのキッカケでした。
SMAPといえば今や国民的スターですが、当時はまだデビューして間もない頃だったので、今ま さにその魅力が世に知れ渡り出した頃といった感じでした。そんなSMAPの煌びやかな歌声に乗 せられて、あなたの歌詞は僕の元まで届けられました。
「人目を気にして生きるなんてつまらない」
「気持ちを偽り生きる世界はとてもきゅうくつ」
まだ小学生だった僕がその言葉の意味を全て理解出来ていたかどうかは分かりませんが、何度と なくリピートしては夢中になって歌詞カードを読み毎日聴いたことを今でも覚えております。今 に思えば、学校や近所で自分という存在を上手に表に出せていなかった当時の僕にとって、あな たの歌詞は物凄く鮮烈で尚且つこの上ない激励ソングになっていたのです。この曲を境にSMAP が大好きになったし、音楽を聴くこともそれまで以上に好きになりました。歌詞から元気をもら う、ということを身を持って初めて体験させてもらったのが、僕にとっては「心の鏡」だったよう に思うのです。
もしも実際にお会い出来ましたその際には、是非とも当時から唄い込んできた僕の「心の鏡」をあ なたに聴いていただきたいのです。 敬具
あなたへの一文字・・・「元」
あなたの曲に初めて出会ったとき僕はまだ小学生でした。アニメの主題歌や民謡しか知らなかっ た僕が、姉の部屋から聴こえてきた音楽になんとなく反応したのが出会いのキッカケでした。
SMAPといえば今や国民的スターですが、当時はまだデビューして間もない頃だったので、今ま さにその魅力が世に知れ渡り出した頃といった感じでした。そんなSMAPの煌びやかな歌声に乗 せられて、あなたの歌詞は僕の元まで届けられました。
「人目を気にして生きるなんてつまらない」
「気持ちを偽り生きる世界はとてもきゅうくつ」
まだ小学生だった僕がその言葉の意味を全て理解出来ていたかどうかは分かりませんが、何度と なくリピートしては夢中になって歌詞カードを読み毎日聴いたことを今でも覚えております。今 に思えば、学校や近所で自分という存在を上手に表に出せていなかった当時の僕にとって、あな たの歌詞は物凄く鮮烈で尚且つこの上ない激励ソングになっていたのです。この曲を境にSMAP が大好きになったし、音楽を聴くこともそれまで以上に好きになりました。歌詞から元気をもら う、ということを身を持って初めて体験させてもらったのが、僕にとっては「心の鏡」だったよう に思うのです。
もしも実際にお会い出来ましたその際には、是非とも当時から唄い込んできた僕の「心の鏡」をあ なたに聴いていただきたいのです。 敬具
あなたへの一文字・・・「元」