泉 彩世子『脳内ジュークボックス』
- 第7回 「中央フリーウェイ」
松任谷由実 -
私の心にひっかかって、揺らしていく、そんな唄たち。リンクする想いや情景を絵にしてお送りします。
よし、東京に出るんや。
そう決めた日、音楽の夢を掲げた裏でもうひとつ密かな夢ができた。
まだ叶っていないその夢を思い出すたびに頭の中で流れてくる。
ゆりかもめに揺られながら…
「中央フリーウェイ」/松任谷由実
そう、私が東京で叶えたい夢は、お台場をドライブ。
“片手で持つハンドル 片手で肩を抱いて…”これもいい。
やけど、仕事の帰り道、ハンドルを自分で握るのも捨てがたい。
お台場で夜景にまみれたい。
窓から東京タワーを眺めたい。
そんなことを思うたび、自分は田舎ものやなぁと認識する。
夜景って、みんなの頑張りの集合体やから。
ロマンチックに浸ってる場合じゃない。
背中をバンバン叩かれる。焦るねん。
うん、やっぱり独りでドライブが優勢やな。
そういえば、歌詞に出てくる府中競馬場。
こないだ人生で初めて行った。
驚くほどの人が、当たり前やけどみんなレースを見てた。
馬になりたい…と、思った。
そう決めた日、音楽の夢を掲げた裏でもうひとつ密かな夢ができた。
まだ叶っていないその夢を思い出すたびに頭の中で流れてくる。
ゆりかもめに揺られながら…
「中央フリーウェイ」/松任谷由実
そう、私が東京で叶えたい夢は、お台場をドライブ。
“片手で持つハンドル 片手で肩を抱いて…”これもいい。
やけど、仕事の帰り道、ハンドルを自分で握るのも捨てがたい。
お台場で夜景にまみれたい。
窓から東京タワーを眺めたい。
そんなことを思うたび、自分は田舎ものやなぁと認識する。
夜景って、みんなの頑張りの集合体やから。
ロマンチックに浸ってる場合じゃない。
背中をバンバン叩かれる。焦るねん。
うん、やっぱり独りでドライブが優勢やな。
そういえば、歌詞に出てくる府中競馬場。
こないだ人生で初めて行った。
驚くほどの人が、当たり前やけどみんなレースを見てた。
馬になりたい…と、思った。