【miwa ライヴレポート】
『miwa live at 横浜アリーナ
"acoguissimo 47都道府県 ~完~"』
2018年6月10日 at 横浜アリーナ
miwaが2011年より始めた『acoguissimo』。アコギ1本で歌を届けるそのスタイルはライヴハウスから始まり、全47都道府県を回り、ついには出身県であり同形態最大規模の横浜アリーナを満場にし、完遂に至ったーー。
広いステージに彼女ひとり。若干のポツン感もギターとともに歌い出すと変わる。満場の友軍が彼女の歌の数々に自分たちの気持ちを重ねていくからだ。1曲目「don't cry anymore」の“ひとりでもやれる! やってやる!!”の決意もことさら頼もしい。出たばかりの新曲「アップデート」もアコギ1本だと、また違った身近さを伴って伝わってきたし、その“大好きだ”という気持ちが場内に広がっていく。
変わらず場内とも密だった。募った質問に答えたり、神奈川のおススメを教示してもらったり、横浜観光地を織り交ぜた「ドライブソング」も披露。「夜空」では会場の9歳の女の子とデュエットし、会場のリクエストに応えた「Wake Up, BreakOut!」に於いては、その壁を乗り越えたら待っている素晴らしい景色へと想いを馳せさせてくれた。また、しっとり曲もギター1本がゆえの表情を魅せる。愛しさを会場中に染み渡らせた「泣恋」「Chasing hearts」では会場の多くに自分の愛しい人を思い浮かべさせた。
後半は一体感と共走ナンバーが彩った。「chAngE」がライヴを走り出させれば、大合唱が楽曲を一緒に形作った「Faith」、伸びやかな歌声を響かせた「We are the light」、本編最後は“私の歌が誰かの光になれるように…”との願いを込めた「ヒカリへ」。そして、アンコールでは“今度は私がみんなに会いに行く”と会場を一周しながら箇所箇所で歌唱し、今一度ステージに戻ると、このツアーで育まれた「アコースティックストーリー」の完成版を披露。最後は「結」が全員を結び付け、絆を確実にすべく大合唱がライヴの幕を引いた。
ギター1本と共に走り出した未来が、続けるうちにつながりを生み、信頼を育み、ついにはこの約束の地へと導いた感あふれる一夜であった。今秋、再びmiwaは全国に歌を届けに歩み出す。そこではまたきっと、みんなの想いも重なり幾つもの曲が育まれていくことだろう。気が早いが今からそれが楽しみでならない。
広いステージに彼女ひとり。若干のポツン感もギターとともに歌い出すと変わる。満場の友軍が彼女の歌の数々に自分たちの気持ちを重ねていくからだ。1曲目「don't cry anymore」の“ひとりでもやれる! やってやる!!”の決意もことさら頼もしい。出たばかりの新曲「アップデート」もアコギ1本だと、また違った身近さを伴って伝わってきたし、その“大好きだ”という気持ちが場内に広がっていく。
変わらず場内とも密だった。募った質問に答えたり、神奈川のおススメを教示してもらったり、横浜観光地を織り交ぜた「ドライブソング」も披露。「夜空」では会場の9歳の女の子とデュエットし、会場のリクエストに応えた「Wake Up, BreakOut!」に於いては、その壁を乗り越えたら待っている素晴らしい景色へと想いを馳せさせてくれた。また、しっとり曲もギター1本がゆえの表情を魅せる。愛しさを会場中に染み渡らせた「泣恋」「Chasing hearts」では会場の多くに自分の愛しい人を思い浮かべさせた。
後半は一体感と共走ナンバーが彩った。「chAngE」がライヴを走り出させれば、大合唱が楽曲を一緒に形作った「Faith」、伸びやかな歌声を響かせた「We are the light」、本編最後は“私の歌が誰かの光になれるように…”との願いを込めた「ヒカリへ」。そして、アンコールでは“今度は私がみんなに会いに行く”と会場を一周しながら箇所箇所で歌唱し、今一度ステージに戻ると、このツアーで育まれた「アコースティックストーリー」の完成版を披露。最後は「結」が全員を結び付け、絆を確実にすべく大合唱がライヴの幕を引いた。
ギター1本と共に走り出した未来が、続けるうちにつながりを生み、信頼を育み、ついにはこの約束の地へと導いた感あふれる一夜であった。今秋、再びmiwaは全国に歌を届けに歩み出す。そこではまたきっと、みんなの想いも重なり幾つもの曲が育まれていくことだろう。気が早いが今からそれが楽しみでならない。
撮影:Kaoru Sato/取材:池田スカオ和宏