毎月テーマを変えて、さまざまな人に選曲をお願いしている「MIXTAPE」企画。今回のテーマは「アメリカ」。
「アメリカ」が持つ姿は人それぞれ。摩天楼の街並み、ゆったりとしたレイドバックな風景、乾いた大地、往年のギターヒーローなどなど。時代や場所から想像される「自分の中のアメリカ」をミックステープでお届けします。

神奈川を拠点に活動するバンド・kuhのメインコンポーザー兼Vo/Gとして活動する傍ら、フリーのサウンド・ディレクター、DJとしても各方面で活躍しているクボタマサヒコ のアメリカの音楽とは。


「アメリカ」。それは個人的に、LOVEとHATEが入り交じる固有名詞。

僕は世代的に’80sのアメリカン・ポップ・カルチャー(音楽・映画・ファッション)ど真ん中。今考えれば、当時の日本の外交的にもアメリカの文化が最優先で輸入されていたのは当然のことなんだけど、音楽を狂ったように聴き漁ったり楽器を始めたりするキッカケになったのも、間違いなくそんなアメリカ文化の影響があってこそ。

今回は、そんなルーツを経てからの、主に近年の「アメリカ」な音楽をセレクトしてみました。

Now, Now『Set It Free』

DJをする際に、RAC名義のRemixをよくプレイしていたんだけど、まさかこんなに叙情的な曲を書けるソングライターだったなんて。Simon & Garfunkelを愛聴しているというのも頷ける。ポルトガルからポートランドに拠点を移し活動していて、まさしくS&G “America” の歌詞を地でいっている。そして何と言っても、Rivers Cuomo(Weezer)がVoとギターソロで参加、MV含めて非常にザ・USAな出来栄え。

RHYE『Open』

美しい。知的、でメランコリック。かと思えば、Ariana Grande, Selena Gomez, Camila Cabello, The Weeknd, Kanye Westと、客演の錚々たるUSセレブ感。この曲ではが参加、これもたまらなくキュート。彼もまた、ノルウェーからLAに拠点を移しているアーティストのひとり。

Beach House『Dark Spring』

まずMVのシチュエーションが、いわゆるアメリカンなドラマ設定かと思いきや、この展開がもう……(涙)。なんでこんなにも胸にグッとくるんだろう(観る度に泣いている)。これはもう性別を超えた共感を呼ぶ、LGBTラブソングのアンセムになっていると言っても過言では無いのでは。

BEAT CRUSADERS『HIT IN THE USA』

あれ……、元祖 “U.S.A.”?! こんな平和な時代もありましたね。本当にあの頃のアメリカは憧れだったんだなーと。こんな大味でいいの…?? ダサくない?! ってメンバーで笑いながらレコーディングしていた記憶が。アメリカ〜!!!

クボタマサヒコ「アメリカの音楽」はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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