【インタビュー】新川優愛「言わない
で待つよりハッキリ伝えるタイプ」恋
愛において積極的な一面を明かす!
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新川 先生役は演じた経験があったんですけど、その時は生徒と関わる役ではなかったんですね。でも今回、結構関わるシーンが多いので、月川(翔)監督から言っていただいたのは、中心になるヒロインのあゆはちゃん(浜辺美波)たちとの差をつけたいということ。あゆはちゃんたちがあれだけコメディに振ってくれているので、私は落ち着いた雰囲気を出そうとしていました。例えば一緒にお昼ご飯を食べていた時にあゆはちゃんがオレンジジュースを顔に被ってしまうシーンも、笑うのではなくて本気で心配するとか。声のトーンもちょっと落として話すよう意識していました。
新川 ジュースのシーンはカットがかかった瞬間にみんなですごい吹き出しちゃって(笑)。でも1月・2月の神戸で本当に寒い中でロケをしていたので、ジュースを被ったり噴水に落とされたりする美波ちゃんはすごいなと思っていました。
新川 映画の雰囲気通り、和気藹々としていました。私自身もクラスメート役のエキストラさんがいるシーンにもお邪魔させていただいていたんですけど、みんなで合唱練習をしたり、実際に学校のお友達みたいでしたね。竹内(涼真)さんも現場の中心になって笑わせてくれていて、私はそれを見て静かに笑うという感じでしたね。
新川 そうですね。待ち時間にふたりでストーブを囲んでいた時に、私はお茶を飲んだりケータイを触ったりしていたんですけど、竹内さんは立ったり座ったり歩き回ったりしているので、私が「せっかちでしょ?」と聞いたら、「そう」と(笑)。何もしていない時間や、ただ待っているのが苦手だそうで。そこからずーっとおしゃべりしていたんですけど、すごく人懐っこくて、男女問わず人と話すのが好きな方なんだと思いました。人の話をすごく楽しそうに聞いてくれるので、こちらも嬉しくなるんですよね。お忙しい中で東京と神戸を行ったり来たりしてきっと疲れもあったと思うんですけど、現場でもスタッフさんと積極的にコミュニケーションを取ったりして、あれだけ活力があるのはすごいなと思っていました。
■小さい頃から大好きな楽曲とは?学生時代の“センセイ”との思い出も回顧!
新川 合唱曲の「BELIEVE」。小学校の時に合唱で歌ってすごく好きになって、家に帰ってもおじいちゃんとおばあちゃんに聴かせてあげたり、家族でカラオケに行って歌ったり。今でもおばあちゃんに「優愛ちゃん、あの曲歌って」ってリクエストされることもあるんです。悩んでいる時に背中を押してもらえるような歌詞も素敵。「BELIEVE」以外にも合唱曲が好きなので、よくお風呂でひとりで歌ったり、ダウンロードしたりして聴いたりしています。
新川 いえ、こんなカッコいい先生はいなかったです(笑)。でも中学校の時に、好きとかでは全然ないのですが、生徒がわからないところを親身に何回も教えてくれたりして、みんなに好かれている数学の先生がいたので、こういう先生から学べるのは幸せだなと感じていて。私は国語や社会が好きな文系で、数字や記号がある理系が苦手だったので、この先生に数学を丁寧に教わっていました。
新川 中学3年生の時の担任が年配の女性の先生で“お母さん”みたいな方だったんです。その時のクラスは先生が来ると教室の中で隠れたりするような問題児の男の子ばかりが集められていて。でも先生は「○○がいないな~」ってすぐ探し出して、男の子が「何でわかるの!?」と驚くと、「みんなが考えていることなんてすぐわかるよ」とサラッと流せる器の大きな先生だったので印象に残っています。
新川 あゆはを演じる美波ちゃんの姿は見ていてすっごくかわいいなと思いますけど、さすがにあゆはみたいにはいけないです(笑)。でも「好きです」とは言えないですけど、言わないで待つというより、「会いたいからご飯に行きませんか」ってハッキリ伝えるタイプですね。
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