【back number ライヴレポート】
『back number dome tour 2018
“stay with you”
supported by uP!!!』
2018年8月12日 at 東京ドーム
7月29日のナゴヤドームからスタートした、back numberにとって初のドームツアー『back number dome tour 2018 “stay with you”』。その3公演目となる8月12日の東京ドーム公演の模様をレポート。その前日も彼らは東京ドームで満員の観客を沸かせたばかりだった。ドームツアーは10月28日の京セラドーム大阪まで続く。
観客の大きな拍手と歓声に迎えられ、ステージに出てきたメンバーたちが豆粒大に見え、セットを含むステージの大きさと東京ドームの広さを改めて実感。その東京ドームがいっぱいになってしまったんだから(それも2日!)、メンバーたちはもちろん、ファンも感慨深かったことだろう。
“会いたかったぜ! よろしく!”。清水依与吏(Vo&Gu)が総立ちの客席に声をかけ、観客の期待に応えるように…いや、気持ちを煽るように序盤からダンサブルな「SISTER」「青い春」を交え、盛り上げていった。“カモーン! 踊ろうぜ!”と清水が呼びかけた「青い春」では小島和也(Ba&Cho)と栗原 寿(Dr)による力強いビートに合わせ、観客がジャンプ。ひと際大きな手拍子がドームに響いた。
“(back numberを)いつ好きになった人にも楽しんでもらいたいから、欲張りだけど、いろいろな時期に作った曲をやるので楽しんで帰ってください”(清水)。そうしてアップテンポのロックナンバーとバラードを織り交ぜながら披露したのは新旧の代表曲と懐かしい曲の数々。アンコールを含め、3時間の熱演が終わった時、残ったのはとても清々しい感覚だった。それはこの日、彼らがドームならではのスペクタクルな演出も交えながら、終始歌とそこに込めた想いを届けることに徹しているように見えたからだ。冒頭に書いた通り、筆者がいた1階のスタンド席からは豆粒大に見えるような大舞台に立ちながら、back numberはこの日もリスナーの側にいたと言ってもいい。
それは軽妙なトークで笑いを誘うMCからも感じられたが、その意味では“ショー”と言うよりは、“ライヴ”と言いたい3時間だった。そこには生粋のバンドマンの矜持が感じられたが、3人のプレイがしっかりと聴こえるクリアーな音像も聴きどころだった。
この日は8月22日のリリースに先駆け、新曲「大不正解」も披露。バンドの新境地を思わせるラテンっぽいビートでさらなる盛り上がりを作り出すと、眩い光景がそこにいる全員を祝福した大団円に向かって、演奏の熱を上げていったのだった。
観客の大きな拍手と歓声に迎えられ、ステージに出てきたメンバーたちが豆粒大に見え、セットを含むステージの大きさと東京ドームの広さを改めて実感。その東京ドームがいっぱいになってしまったんだから(それも2日!)、メンバーたちはもちろん、ファンも感慨深かったことだろう。
“会いたかったぜ! よろしく!”。清水依与吏(Vo&Gu)が総立ちの客席に声をかけ、観客の期待に応えるように…いや、気持ちを煽るように序盤からダンサブルな「SISTER」「青い春」を交え、盛り上げていった。“カモーン! 踊ろうぜ!”と清水が呼びかけた「青い春」では小島和也(Ba&Cho)と栗原 寿(Dr)による力強いビートに合わせ、観客がジャンプ。ひと際大きな手拍子がドームに響いた。
“(back numberを)いつ好きになった人にも楽しんでもらいたいから、欲張りだけど、いろいろな時期に作った曲をやるので楽しんで帰ってください”(清水)。そうしてアップテンポのロックナンバーとバラードを織り交ぜながら披露したのは新旧の代表曲と懐かしい曲の数々。アンコールを含め、3時間の熱演が終わった時、残ったのはとても清々しい感覚だった。それはこの日、彼らがドームならではのスペクタクルな演出も交えながら、終始歌とそこに込めた想いを届けることに徹しているように見えたからだ。冒頭に書いた通り、筆者がいた1階のスタンド席からは豆粒大に見えるような大舞台に立ちながら、back numberはこの日もリスナーの側にいたと言ってもいい。
それは軽妙なトークで笑いを誘うMCからも感じられたが、その意味では“ショー”と言うよりは、“ライヴ”と言いたい3時間だった。そこには生粋のバンドマンの矜持が感じられたが、3人のプレイがしっかりと聴こえるクリアーな音像も聴きどころだった。
この日は8月22日のリリースに先駆け、新曲「大不正解」も披露。バンドの新境地を思わせるラテンっぽいビートでさらなる盛り上がりを作り出すと、眩い光景がそこにいる全員を祝福した大団円に向かって、演奏の熱を上げていったのだった。
撮影:半田安政(Showcase)/取材:山口智男