平井 堅 ライブでのみ披露されてき
た名バラード「half of me」が佐々木
蔵之介主演ドラマ『黄昏流星群』主題
歌に
決して1つにはなれないけれど、だからこそ1つになりたいと願う。生きると言う事は空白の半分を、欠損の半分を探す旅なのかもしれない。そんな思いを書きました。
撮影のちょっとした合間、監督にこっそり呼ばれてスタジオの隅へ。タブレットから洩れる小さな歌声。その一角が、柔らかな優しい空気に包みこまれました。
平井さんの唯一無二の素晴らしい歌声が、今作を美しく彩り、物語に深みを与えてくださいました。とても幸せです。
「いい年をした大人たち」は幾多の苦難に囲まれ、みな傷だらけです。このドラマはそんな大人たちが不器用に純粋に走り回る話です。そのため主題歌は、劇中人物のみならず、ドラマを見た全ての人を愛おしく包む歌にしたい、と望んでいました。そんな包容力がある世界を歌えるのは平井堅さんしかいないと思い、お願いしたところ、「half of me」という素晴らしい楽曲をご提供いただけることになり、たいへん感謝しております。初めてこの曲を聞いた時、広がる情景に心震えました。ぜひ視聴者の皆さんも一緒にこの楽曲の世界に包まれていただきたいと思います。
ある日、平井堅さんのライブを見た知り合いから、興奮した様子で「センチメンタル」という曲を紹介されたのですが、淡く切ないノスタルジックなバラードで、一瞬にして“アーティスト平井堅”に魅了されました。そして、撮影中に初めて「half of me」を聴いたのですが、想像していた以上に優しいフレーズと心のこもった声が流れてきて、その瞬間、必然的に画面で何を表現し何を演出すれば良いのか教わりました。曲に左右されるのは稀なことで、とても新鮮です。
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