K.K.ダウニング「J・プリーストに復
帰したら、俺はもちろん自分のパート
をプレイする」

ジューダス・プリーストのイアン・ヒル(B)は最近、ツアーでグレン・ティプトンの代わりをK.K.ダウニングに頼まなかった理由として、「求められていたのは彼のパートではなくグレンのパートだったから」と説明したが、これにダウニングが応答した。
ヒルは『Backstage Axxess』のインタビューで、こう話していた。「ケンがリタイアしたとき、俺らはリッチー(・フォークナー)を迎え、いまは彼がケンのパートをプレイしている。だから、求められているのはケンのパートじゃない。グレンのパートだ。ケンがグレンのパートをプレイするっていうのか? ケン、どうするつもりだ?」「彼の役目じゃない。グレンとケンは2人とも素晴らしいギタリストだ。でも、彼らのスタイルとサウンドは全く違う」

これに対しどう思うか、ポッドキャスト『Cobras & Fire』で問われたダウニングは、こう答えた。「馬鹿げてる。もし俺がバンドに復帰したら、当然、俺は自分のポジションに就く。みんな、それを期待しているだろう。リッチーはすでにグレンのパートをプレイしているじゃないか。俺がグレンのパートをプレイし、リッチーが俺のパートをプレイするってことはない」

「(イアンと)俺らはブラザーみたいなものだ。同じ小学校、中学校へ通い、キャリアも一緒だった。でも、こう言われて俺はハッピーじゃない。イアンはまるで“誰もK.K.がいないことを寂しいとは思ってない”とか“リッチーはバンドに新しいエネルギーを持ち込んだ”って言っているみたいじゃないか。俺はこう言いたいね。“イアン、最後のツアーでは俺がエネルギーだった。みんなが俺について来れないから、俺はスロー・ダウンしたんだ”ってね」

ロブ・ハルフォードは最近、少なくとも現行のツアーが終わるまでは、アンディ・スニープがグレン・ティプトンの代理を務めることになるだろうと話している。

Ako Suzuki

アーティスト

BARKS

BARKSは2001年から15年以上にわたり旬の音楽情報を届けてきた日本最大級の音楽情報サイトです。

新着