【DEVIL NO ID インタビュー】
髪を乱しながら
全力疾走してそうな感じ
13カ月振りのリリースとなるニューシングル「BEAUTIFUL BEAST」は、上田剛士(AA=、ex.THE MAD CAPSULE MARKETS)が楽曲提供&サウンドプロデュースを手掛けたエレクトロニックダンスチューン! そんな今作の話題を中心に話を訊いていこう。
ニューシングル「BEAUTIFUL BEAST」はドラマチックなエレクトロニックダンスチューンですが、みなさんそれぞれどんな印象がありましたか?
hana
いかついなー!って思いました!(笑) 上田剛士さんにプロデュースをしてもらって、今までにない超絶ハードな雰囲気の曲だなって。
mion
強いー!って思いました。全てにおいて初挑戦の曲だなって感じたし、KEN THE 390さんに書いていただいたラップの歌詞も強くて新鮮でした。
karin
髪を乱しながら全力疾走してそうな感じ。さわやかな走りじゃなくて、汗まみれのダークな走りです(笑)。
アニメ『バキ』のエンディングテーマになりますね。
hana
はい。テレビアニメのエンディングテーマをさせていただけることがとても光栄ですし、周りに『バキ』を知ってる人もたくさんいるのでワクワクです!
「BEAUTIFUL BEAST」を歌う時に心がけたことは?
hana
テンポが速いので、リズムを崩さないようにすることを心がけました。
mion
女性の力強さを表現している歌詞にもなっているので、いつもより歌詞を強調してはっきり歌ったりしました。
karin
力強く、ライヴ感が出ることを大切にしてますね。
歌詞で気に入ってるフレーズは?
hana
《噛みつきたいよ もっともっと》です。闘うぞ!って気持ちが詰まっていて、歌ってて強くなれる気がするんです。
mion
ラップの《2秒後にうちぬく顎 見させる青空》というところが格闘って感じで、『バキ』の世界観っぽいなと思いました。
karin
《爆発寸前 我慢の限界 これ以上もう無理 良い子はおしまい》ってとこですね。力を込めて歌ってます。
では、ダンスの特徴は?
hana
激しいです。ファインディングポーズが入っていたり、『バキ』を連想させる振り付けがところどころに入っています。アクロバットにも注目してほしいですね。すごく練習したので、瞬きせずに見てほしいです!(笑)
mion
曲が格闘系なのでアクロバットを入れたり、やったことのない技も入ってるんです。この曲のダンスは目線を特に大事にしないといけないと思ったので、目線を意識して毎回踊ってます。
karin
格闘的なポーズだったり、バキバキしたダンスが特徴的です。3人の動きの流れも見どころですね。踊る時は身体の軸をしっかり固めて、弱々しく見えないように角度もしっかり決まるように気を付けています。
では、歌詞にかけた質問です。《我慢の限界》とありますが、最近我慢できなかったことはありますか? 例えば、ダイエットしようと思ってたのにお菓子を食べちゃったなど、日頃のエピソードを聞かせてください。
hana
お金を貯めようと決めたのに貯金がなくなっちゃって(笑)。原因はアイドルさんのCDを一気に2枚買ってしまったからです。でも、特典もあったので大満足です!(笑)
mion
アイスですね。沖縄は少し外に出て歩くだけでもとても暑いんですよ。なので、我慢できずに、すぐ食べたくなっちゃうんです。1日に何個でも食べれるくらい大好きです(笑)。
karin
休みの日に“今日はこれとこれをしよう!”と決めてたのに、いざ休みとなったらぐーたらしちゃいました(笑)。結局、活動し始めたのは夕方でした。
(笑)。では、カップリングの「チープ・シック」についてですが、ミディアムなトロピカルハウスチューンのこの曲にどんな感想がありましたか?
hana
イケイケな曲だと思いました。ライヴでパフォーマンスを重ねるごとに、DEVIL NO IDらしさが出せる自慢の曲になっていきましたね。強い女性を表した歌詞だと思ってて、カッコ良い!って思います。ダンスもレゲエの要素があってカッコ良い振り付けなんです。
mion
ライヴでよく歌っているんですが、お客さんからは“歌詞がいいね”や“ダンスがカッコ良いね”って言ってもらえることが多いです。振り付けはとてもチープシックなダンスのところが大好きです。アイソレーションが主に入っていて、フィーリングを掴んで踊っています。
karin
最初に聴いた時からお気に入り曲です。歌詞の《仲間と信じるものがあれば いつも気分は大富豪》が好きです。気持ちが大きければ、どんなことにも負けない強さがあるのかなって思えるからです。
さて、前作から13カ月振りのリリースですが、その間に成長したことを聞かせてください。
hana
新曲の練習をたくさんしたので、みなさんにパフォーマンスのレベルが上がったって言っていただけたら嬉しいです。
mion
グループとしてはチームワークがに強くなったと思います。3人でお互いにダンスを教え合ったりしてます。個人としてはライヴの煽りを頑張ってます。お客さんが分かりやすい言葉で言ってみたりと工夫してます。
karin
個人では前より人見知りがなくなりました(笑)。グループでは以前よりもライヴを楽しめるようになりましたね。前は自分たちで精いっぱいだったけど、最近ではお客さんと一体感を感じるようになって。でも、まだまだ進化中だなって思ってます。
これからもっとレベルアップしていけそうですね。
karin
はい! もっともっとグループとして成長して、いろんな人に曲を聴いてもらって、どんどん世の中にDEVIL NO IDが広まっていけるように頑張りたいです! ネットの検索で“D”と打つとDEVIL NO IDが出るくらいになりたいです!
取材:土屋恵介