「あした世界が終るとしても」あいみ
ょんがアニメ主題歌に初挑戦 挿入歌
が流れる特報も公開

(c)あした世界が終わるとしても クラフタースタジオが手がけるオリジナル劇場アニメ「あした世界が終わるとしても」の主題歌と挿入歌を、シンガーソングライターのあいみょんが担当することが決定した。
 同作は、放送中のテレビアニメ「イングレス」を手がけている櫻木優平監督とクラフタースタジオのタッグによる長編作品で、同スタジオが提唱している、日本独自のアニメーション表現を3DCGで再現する“スマートCGアニメーション”の劇場用作品第1弾。幼い頃に母を亡くして心を閉ざしてしまった高校3年生の真(しん)は、幼なじみの琴莉(ことり)とともに一歩を踏み出そうとするが、ふたりの前に突然“もうひとりの僕”が現れる。
 櫻木監督からの熱烈なオファーを受けたあいみょんは、初めてアニメーション作品に楽曲を提供。本編のレイアウトムービーを見たうえで、ストーリーやキャラクターについて櫻木監督らと議論を交わし、楽曲制作に臨んだあいみょんは「“大切な人を守りたい”と感じることが本当の愛に思えました。それに、大切な人を守る事が自分を守ることにもなる気がした。人は運命や秘密、約束、身体を共有し合うことでさらに深まりあい、必ず惹き合う」と本編についての感想を語った。一方、櫻木監督は「主人公とヒロインは、ごく普通の高校生。物語はふたりの日常から始まります。とにかくリアリティーのある演出を心がけています。音楽についても、今の10代、20代の音楽のリアルが出せる方がいいなと思い、このたび、
 あいみょんさんにお願いしました」とオファーの理由を明かし、「挿入歌へのオーダーは『エモーショナルにはしたいですが、あまり暗くなり過ぎない感じ。映画は破滅に向かうようなお話のため、曲は明るく聴かせたい』とお願いしました。あいみょんさんは、主題歌・挿入歌ともに、そのリクエストにバシッとハマる曲を作ってきてくれました」と楽曲の仕上がりに太鼓判を押している。
 なお、今回の発表に合わせて公開された特報映像(60秒、30秒)では、あいみょんが歌う書き下ろし挿入歌「ら、のはなし」をイヤホンで聞きながら、夕暮れ時の街を歩く琴莉の姿が描かれている。特報映像は、全国の劇場でも10月19日から上映される。
 「あした世界が終わるとしても」は2019年1月25日から公開。

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