夢眠ねむ卒業、引退へ。ねむきゅんが
駆け抜けた10年のキセキ

夢眠ねむが来年1月でんぱ組.inc卒業、
3月芸能界引退を発表。アイドル人生に
終止符を打つ

10月13日。でんぱ組.inc公式ファンクラブ“でんぱとう”から届いた一通のメール。詳細情報へと繋がるリンク先で目に飛び込んできたのは“『夢眠ねむ』卒業並びに芸能活動終了のお知らせ”というタイトルでした。10月から初の冠番組がBS日テレでスタートし、11月には芸能生活10周年を記念したソロアルバム『夢眠時代』のリリースを控え、お祝いムードが高まる中飛び込んできた突然の発表に驚いたのは言うまでもないことでしょう。

グループ内での活躍はもちろんのこと、バラエティー番組のレギュラー出演など個人としてもでんぱ組を引っ張ってきた夢眠ねむ。これまでのアイドル人生を総括しながら、引退後の夢と語っていた夢眠書店の開店、たぬきゅんをメインとしたキャラクタープロデュースについても触れていきたいと思います。

夢眠ねむが下した決断。“引退”すると
きはかっこよく去りたいという気持ち

夢眠ねむ
夢眠ねむの出身地は三重県伊賀であり、現在は地元の観光大使として活動をしています。姉は料理人のMaa。
魚屋さんを営む父親の影響を受け、姉と同じくプロ並みの料理の腕前の持ち主でもあります。
幼い頃から俳人・松尾芭蕉や漫画家・田河水泡、杉浦茂に憧れを抱き、小学生で広告デザイナーに興味を持つ根っからのクリエイター気質を持っていたそうで、上京を機に多摩美術大学に入学。
アート表現の勉強のひとつとしてアイドルの道に足を踏み入れることとなりますが、その経験から“夢眠ねむ”が生まれ、夢眠ねむとして生きていくことに繋がっていきます。

アイドル活動の傍で、MVの監督(スミネム)やイラストデザインなどアーティストとしても多くの作品を残し、今となっては代名詞となる“たぬきゅん”もオリジナル作品のひとつ。たぬきゅんについては、後ほど詳しく掘り下げていきますのでここでは割愛させていただきます。

〈でんぱ組.incと夢眠ねむ〉

所属するでんぱ組.inc最新アー写
夢眠ねむは、秋葉原ディアステージのスタッフとして2008年に入店し、でんぱ組.incに加入したのは2009年。
担当カラーであるミントグリーンは、でんぱ組.incに所属する前に組んでいたユニットで相方がピンクをチョイスした際に、ピンクに似合う色であること、昔から緑が好きだったということが相まって夢眠ねむのイメージカラーに決まったそうです。元々母親の好きな色が緑で、家の至るところにミントグリーンが使われていた馴染みのある色でもあります。

170cmの長身とかわいいベイビーフェイスというギャップ、秋葉原属性の強い萌えヴォイスで夢眠ねむは当時から人気を博しています。でんぱ組.incのアートブック写真集peppermint(ペパーミント)では抜群のプロポーションを披露。
女の子のファンが多く、ねむきゅんの髪型やメイクを真似するユメミスト(夢眠ねむ推しの総称)を現場ではよく見かけます。
今のキャッチコピーは“永遠の魔法少女未満”ですが、昔は“おっきな幼女”でした。
顔に似合わず負けん気で少し怒りっぽい性格も、ねむきゅんの持ち味のひとつです。
夢眠ねむ卒業、引退へ。ねむきゅんが駆け抜けた10年のキセキはミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着