HYDE、ケツメイシ、高橋優など
10月リリースの作品15作を紹介
高橋優のリアルタイムな言葉と想いが堰を切ってあふれ出してくるような1曲目の「美しい鳥」から胸を撃ち抜かれる。タイアップ曲も収録しつつ、リミッターをかけない表現でいびつな時代を切り取り、熱い本音を歌った曲、ウィットに富んだ「いいひと」など、今の高橋の自画像のような側面も感じさせる作品。それと同時に普段思っていることを代弁してくれるような爽快感も。青臭さを忘れてはいけないと思わせられた。
TEXT:山本弘子
TEXT:山本弘子
住宅街で大胆に変身ポーズをとるジャケ写がぴったりな今作は、またひとつ皮を脱ぎ捨てたように弾ける気持ち良さそうな歌声が印象的。《変わりたい》と訴える表題曲でガツンとロックを鳴らし、ギターリフを口ずさむ「まだ僕は生きてる」は程良い脱力感も相まって自身と向き合った歌詞が深く染み渡る。ファンと作った「いつもありがとう〜あべまにあの唄〜」も愛情満点で、来年のデビュー10周年の活動に期待が膨らむばかり。
TEXT:千々和香苗
TEXT:千々和香苗
来年1月に大阪城ホールでのワンマン公演を控えているベリーグッドマンの34曲入りのベスト盤。応援歌を収録したDISC1には人気曲「ライオン」「ハイライト」を筆頭にライヴで披露されている「ドリームキャッチャー」や、さらなる飛躍へ向けた意思表示もばっちりな新曲「プレイヤー」などを収録。ラブソングを集めたDISC2との2枚組で結成5周年の集大成を示し、愛と夢と弱音を握りしめたベリグパワーが全身を駆け巡る!
TEXT:千々和香苗
TEXT:千々和香苗
祝・結成20周年! 浅井健一率いるSHERBETSが残した楽曲の数々を集大成したベストアルバム。ロックンロールだけに縛られない自由で研ぎ澄まされた感性が、ニューウェイブな装いの中でさまざまな輝きを放つ彼らの多彩な魅力は、ダンサブルな新曲「愛が起きてる」を含む全42曲(+ドキュメンタリー)を収録した初回生産限定盤で楽しみたい。ちなみに通常盤には新曲「Yesterday」を含む全15曲を収録。
TEXT:山口智男
TEXT:山口智男
来年のデビュー10周年に向けてリリースされる6thアルバム。今ダメになってしまいそうな人の心にスッと届くような、説得力と真実味を湛えた歌は流石で、思わずほろりとさせられる瞬間がとても多い。ジャジーなピアノが映える「Color」、ギターストロークが切ない「拝啓」など、サウンドのアクセントもいい感じ。《もう やだ しにたい》をユーモラスに変換できちゃう「もやし」はなんとも彼ららしい。
TEXT:田山雄士
TEXT:田山雄士
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