11月5日(月)@両国国技館 photo by Yoshika Horita

11月5日(月)@両国国技館 photo by Yoshika Horita

ポール・マッカートニー、
両国国技館で全31曲を熱唱

相撲が大好なポール・マッカートニーの、“日本武道館のような伝統的な会場でコンサートを行ってみたい”という想いが遂に実現した初の両国国技館公演が11月5日(月)に行われた。

会場外には色鮮やかなポール・マッカートニーの「のぼり旗」が掲げられ、さながらポール場所といった雰囲気の中、『ポール・マッカートニー フレッシュン・アップ ジャパン・ツアー 2018』両国国技館公演は「ア・ハード・デイズ・ナイト」で開幕。2曲目が終わった所で“こんばんは 国技館 ありがとう”と日本語で挨拶し、会場に集まった7,500人のファンの歓声に包まれた。5曲目には、36年ぶりに全米1位を獲得した最新アルバム『エジプト・ステーション』から、“新曲です!”というMCに続いて大ヒット・シングル「カム・オン・トゥ・ミー」を演奏。12曲目「フロム・ミー・トゥ・ユー」の前には“どすこい、どすこい。ごっつぁんです”と話し、股を広げて腰を下げるポーズを披露。会場が狭いため、14曲目「ブラックバード」の時にはアコギの生音やザ・ビートルズのレコードの様にポールの足踏みの音まで聞こえた。

また、国技館は東京ドームに比べて客席との距離が近い事もあって、ポールも積極的にファンとのコミュニケーションを図り、“東京出身の人は何人いますか?”“東京以外の出身の人は何人いますか?”と問いかける。両者同じくらいの歓声があがると“どちらもようこそ!”と話したかと思えば、叫んでいる男性に対しポールも、日本語になっていないめちゃくちゃ日本語で返し、会場は爆笑に包まれる一幕もあった。観客がポールから見える距離だったので、全体的にポールのジェスチャーが大きく、観客いじりがドームに比べて多かった。それがポールのパワーになってより良い演奏につながっていく。

ライブ後半、「サムシング」の前には、ジョージでなく、“ジョン、リンゴにも捧げます”と話したかと思えば、「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」の後に“僕の日本語でOK?”と積極的に話すポール。「007死ぬのは奴らだ」では、国技館でもおなじみの炎と爆発音があり天井が白い煙に包まれる演出も。アンコールでは今回会場で配られた赤と青と白の3種類のサイリウムによって、あたかも客席がユニオンジャックになるような光景が広がっていた。

国技館でのライブは、ステージ上のメンバーとも距離が近くてバンドの一体感が増し、まるでライブハウスにいるような、ロックバンド本来のライブの醍醐味を体感できるステージだった。ポールは国技館の音が気に入ったようで何回も“ここのサウンドはグッドだ!”と発言。最後は“ごっつぁんです。また会いましょう。シー・ユー・ネクスト・タイム”と言って両国国技館でのライブを締め括った。

photo by Yoshika Horita

【セットリスト】
1.ア・ハード・デイズ・ナイト(ザ・ビートルズ)
2.ハイ・ハイ・ハイ(ウイングス)
3.オール・マイ・ラヴィング (ザ・ビートルズ)
4.ワインカラーの少女 (ウイングス)
6.カム・オン・トゥ・ミー(ポール・マッカートニー / 最新アルバム『エジプト・ステーション』収録)
6.レット・ミー・ロール・イット (ウイングス)
7.アイヴ・ガッタ・フィーリング (ザ・ビートルズ)
8.マイ・ヴァレンタイン (ポール・マッカートニー)
9.1985年 (ウイングス)
10.夢の人 (ザ・ビートルズ)
11.イン・スパイト・オブ・オール・ザ・デンジャー (ザ・クオリーメン)
12.フロム・ミー・トゥ・ユー (ザ・ビートルズ)
13.ラヴ・ミー・ドゥ (ザ・ビートルズ)
14.ブラックバード (ザ・ビートルズ)
15.クイーニー・アイ (ポール・マッカートニー)
16.レディ・マドンナ (ザ・ビートルズ)
17.ファー・ユー (ポール・マッカートニー / 最新アルバム『エジプト・ステーション』収録)
18.ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト(ザ・ビートルズ)
19.サムシング (ザ・ビートルズ)
20.オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ(ザ・ビートルズ)
21.バンド・オン・ザ・ラン(ウイングス)
22.バック・イン・ザ・U.S.S.R.(ザ・ビートルズ)
23.レット・イット・ビー (ザ・ビートルズ)
24.007死ぬのは奴らだ(ウイングス)
25.ヘイ・ジュード(ザ・ビートルズ)
(アンコール)
26.アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア(ザ・ビートルズ)
27.サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(リプライズ) (ザ・ビートルズ)
28.ヘルター・スケルター (ザ・ビートルズ)
29.ゴールデン・スランバー (ザ・ビートルズ)
30.キャリー・ザット・ウェイト (ザ・ビートルズ)
31.ジ・エンド (ザ・ビートルズ)

『ポール・マッカートニー フレッシュン・アップ ジャパン・ツアー 2018』

11月08日(木) 愛知・ナゴヤドーム ※ポール初の名古屋公演
<チケット>
S席18,500円 ※Sold Out / A席16,500円 ※Sold Out / B席14,500円 ※Sold Out (税込・全席指定)
※未就学児童入場不可 ※チケットはお一人様1枚必要です。

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    • UICC-10040/¥2,600+税
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アルバム『エジプト・ステーション』

OKMusic編集部

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