w.o.d.、aintら全4組出演 CLUB Que
× LIVEHOUSe+共催イベント『【Q】
』をレポート
11月5日(月)下北沢のライブハウスCLUB Queにて、LIVEHOUSe+のコンセプトでもある「新しい音楽との出会い」の場をつくりながら、ライブハウスシーンを盛り上げる共催企画第二弾『CLUB Que & LIVEHOUSe+presents【Q】』が開催された。今回は、LIVEHOUSe+が今後の活躍を期待したいOrca-Luca、Turns blue、w.o.d.、aintら4組が登場。この様子を少しだけレポートします。
CLUB Que
CLUB Queのカウンターでドリンク一杯プレゼント!
音楽とお酒の相性は最強!……ということで、共催企画の一環として「LIVEHOUSe+のサイトを見せて頂いた方」を対象に今回、2杯目のドリンクをサービス。そして、本日はオリジナルカクテル「ウィスキューコーラ」もQueのスタッフさんに作って頂きました。(まぁ、要するに「ウィスキーコーク」なんです(笑))
本日のオリジナルカクテル「ウイスキューコーラ」!
19:00。いよいよライブ本編がスタート。トップバッターは、今年結成したばかりだが抜群の安定感を誇る、3ピースバンド・Orca-Luca。
Orca-Luca
CLUB Que初登場とは思えないほどの堂々たるステージング。ポップでキャッチーで、耳に残るメロディに乗るのは、日常の一遍に虹色のフィルターをかけたような色鮮やかでちょっと切ない言葉たち。ケント(Gt/Vo)の声は力強く、スッと彼の作り上げる世界観に引きずりこまれる。MCからも3人の温かい人間性が溢れ、観る者を幸せにしてくれるステージとなった。
Orca-Luca
【Orca-Luca セットリスト】
1. 夜が長すぎる
2. 狼になりたい
3. ニルヴァーナ
4. Baby Song
5. Superblue
6. 青少年A
1. 夜が長すぎる
2. 狼になりたい
3. ニルヴァーナ
4. Baby Song
5. Superblue
6. 青少年A
2番手は、本日の最若手、現役大学生による3ピースバンド・Turns blue。
Turns blue
若手のはずの彼らから繰り出される音楽は、時代を逆走したようなロックンロールテイストの「時代の行方」だったり、繊細なメロディラインの際立つ「芽生え」だったり、一言では表しきれない楽曲のふり幅を見せてくる。彼らが人一倍“真面目”に音楽と向き合って、“想い”を伝えようとしていることが見て取れるステージを披露してくれた。「芽生え」にうたわれているような“僕らが世界を照らして”いく未来が、彼らに来ることを楽しみに願いつつ、これからも追い続けたいバンドだ。
Turns blue
【Turns blue セットリスト】
1. 時代の行方
2. ポストフェイク
3. 片隅のブルース
4. それなり
5. 夜明けの疾走
6. 芽生え
1. 時代の行方
2. ポストフェイク
3. 片隅のブルース
4. それなり
5. 夜明けの疾走
6. 芽生え
3番手は、“とにかくかっこい!!”につきる、爆音を鳴らす3ピースオルタナティブロックバンド・w.o.d.。
w.o.d.
9月にリリースした1st Full Album『webbing off duckling』の中から、キラーチューンが畳み掛けてくる! 甘い歌詞が印象的なメロウナンバー「みみなり」で会場をうっとりさせたかと思えば、続く「Fullface」ではブリッとしたベースラインから、あっという間にまたヤンチャなw.o.d.ワールドへ引き戻される。
色気漂い、男女問わず虜にしてしまうようなカッコよさが根底にありつつも、MCでは自分たちのことを「病み上がり決死隊」なんて名乗ってしまうくらのお茶目な一面も見せてくれる。中島(Dr)が加入して3カ月とは思えないほど、バンドとして1つの方向を向いている彼らの魅力度は強烈なので、きっとライブを観たら彼らの虜になるはず。
色気漂い、男女問わず虜にしてしまうようなカッコよさが根底にありつつも、MCでは自分たちのことを「病み上がり決死隊」なんて名乗ってしまうくらのお茶目な一面も見せてくれる。中島(Dr)が加入して3カ月とは思えないほど、バンドとして1つの方向を向いている彼らの魅力度は強烈なので、きっとライブを観たら彼らの虜になるはず。
w.o.d.
【w.o.d. セットリスト】
1. スコール
2. Wednesday
3. lala
4. みみなり
5、Fullface
6、丸い真理を蹴り上げて、マリー。
7、KELOID
1. スコール
2. Wednesday
3. lala
4. みみなり
5、Fullface
6、丸い真理を蹴り上げて、マリー。
7、KELOID
本日のトリは、福岡・久留米からやってきたトリプルボーカル&トリプルギターロックバンド・aint。
aint
8月にリリースした1stミニアルバム『灯』から披露してくれた楽曲たちは、海野(Gt)が作る変拍子を多用した繊細さの中に、スッと入り込むVo&Gt西田氏が作り上げるキャッチーな「Moondrop」。コンポーザーに合わせ様々な顔を魅せる楽曲を、いとも簡単であるかのように涼しげに作り上げてしまう彼らの完璧な演奏力がなんとも妬ましい。孤高の中に清風(Ba)のシャウトが響き、唯一無二の世界観を作り出している彼らのライブは、この先どこまで進化をするのか楽しみなところ。
aint
【aint セットリスト】
1. 君のこと
2. Moondrop
3. 催花雨と踊り子
4. 透明な世界
5. 明日が来るまで
6. Alnitia
1. 君のこと
2. Moondrop
3. 催花雨と踊り子
4. 透明な世界
5. 明日が来るまで
6. Alnitia
Orca-Luca/Turns blue/w.o.d./aint
Orca-Lucaのケント氏が「チケットを買ってワクワクしながら、娯楽感覚でライブハウスに来てほしい」とステージで仰っていたが、まさしくその通り。「ライブハウス」は最高の娯楽である「音楽」を提供してくれる空間であり、私たちをキラキラ輝く非日常へいざなってくれる。
ちょっぴりアングラで近づきにくいかもしれないけど、勇気を出してその扉をたたいて、近所のライブハウスに遊びにい行ってほしい。LIVEHOUSe+はその役に立てればと思っています。
ちょっぴりアングラで近づきにくいかもしれないけど、勇気を出してその扉をたたいて、近所のライブハウスに遊びにい行ってほしい。LIVEHOUSe+はその役に立てればと思っています。
撮影=前田美里
SPICE
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