【ライブレポート】LOUDNESSの勢いが
止まらない
LOUDNESSがオーガナイズする4日間連続のイベント<METAL WEEKEND>。第4弾<LOUDNESS & FRIENDS AMPAN RETURNS>が9月24日にZepp DiverCity Tokyoで行われた。
そもそもデビューを夢見てデビューできるアーティストやバンドは1000組に1組もない。たとえデビューしても、3年も経ったら7割方が表舞台から消えてしまう。第一線のまま10周年を迎えられるのは、同年デビュー組の1パーセント未満でしかない。だから、20周年は奇跡としか言いようがない。だとしたら、35年超のLOUDNESSは…。超奇跡。いうなれば国宝だ。
「鳥肌!」。二井原が叫んだ。ステージ上の彼らにも、4日間をしめくくる、特別な愛が、特別な熱が伝わっていた。
後半は、& FRIENDS。「CRAZY NIGHRS」で、特注なのか、あまり目にしないブルーのKG-PRIMEを抱えた松本孝弘(B′z)が登場。喜色満面で饒舌なソロを交換するTAKKAN&TAK。ギターでの、音での交信。わずか1曲だったが、とてつもなくハートウォームなひと時だった。
二井原とオーディエンスが積極的に声を交わした「LET IT GO」「THIS LONELY HEART」が終わると、ハモンドオルガンがステージにセットされた。二井原に代わり、ヴォーカルの影山ヒロノブとキーボードの井上俊次が加わる。LAZY! アルバム『宇宙船地球号』から「DREAMER」。ベースが山下からANTHEMの柴田直人にチェンジして「EARTH ARK」。この機会に調べてみると、「DREAMER」の補作詞と「EARTH ARK」の作詞が伊達歩(伊集院静)だったのには驚いた。時代的には、彼がCMディレクターからコンサートなどの演出家に転身した頃だ。「愚か者」でレコード大賞を受賞する7年前、「受け月」で直木賞を受賞する12年前だから、お互いの黎明期の曲。それよりさらに前のアマチュア時代からなれしたしんだ、ディープ・パープル「BURN」のカバーでLAZYブロックは締め。
写真:Mikio Ariga
<WARD LIVE MEDIA presents METAL WE
EKEND 第4弾 LOUDNESS & FRIENDS AM
PAN RETURNS 2018/9/24(月・休)Zepp
DiverCity Tokyo>
2.I'm Still Alive
3.Go for Broke:
4.Until I See The Light
5.Rise To Glory
6.Massive Tornado
7.Rain
8.CRAZY NIGHTS:
9.LET IT GO
10.THIS LONELY HEART
11.DREAMER
12.EARTH ARK
13.BURN
14.GHETTO MACHINE
15.BLACK WIDOW:
16.CRAZY DOCTOR
17.IN THE MIRROR
18.S.D.I.
19.LOUDNESS:
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