おすすめ書籍:小栗旬Next Stage(小栗旬/キネマ旬報社 2013年刊)

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祝! 小栗旬くんハリウッドデビュー:
ドラァグクイーン・エスムラルダ連載
233

エスムラルダの「勝手にワイドショー!」
連載第233回 祝!小栗旬くんハリウッドデビュー 俳優の小栗旬くんが、2020年公開予定の映画『ゴジラVSコング(仮題)』でハリウッドデビューをする、というニュース。みなさんはご存じかしら?
 そのために旬くん、一家でのロサンゼルス移住を決意し、体も鍛えているそう。
 アタシが小栗旬という存在を初めて知ったのは、ちょうど18年前。当時、日本テレビ系で『明日を抱きしめて』という連ドラが放送されていて、小栗くんは高島礼子演じるヒロインの弟役だったの。
そのドラマ、なかなかドロドロしていて、小栗くん演じる弟は、無実の罪を着せられて少年院に送られそうになり、なんと第1話の冒頭であっさり自殺しちまうんだけど、17歳の小栗くん、とにかくかわいくてね……。わずか数分の出演時間だったにもかかわらず、アタシの脳内には「小栗旬」の名前が強くインプットされたわ。
ところが! それから約1年半後、『ごくせん』に出演した小栗くんは、ロン毛&金髪で登場。アタシが小栗くんに抱いていた「いたいけで真面目そうでかわいい」というイメージはあっという間に崩れ去り、アタシの、小栗旬への恋は終わったわ……(そういう役どころだったから、仕方ないんだけど。てかババア、心変わり早すぎ)。
 そんなアタシの勝手な失望をよそに、以後、小栗くんは着々とキャリアを重ね、いまや押しも押されぬ大スターとなり、ついにハリウッドデビュー。しかも「自宅マンション近くに、スタジオとトレーニングジムを完備した一軒家を建て、自分が使うだけでなく、後輩たちにも稽古場として使わせている」とか「ムロツヨシ出演のドラマの現場に、ラーメン屋さん(ラーメンでなく)の差し入れをした」とか、漏れ聞こえてくる豪快・太っ腹・男前エピソードの数々。あの初々しかった少年が……と思うと、なんだか感慨深いわ……(何目線?)
 一口に「ハリウッドデビュー」といっても、過去には超重要な役を与えられた人から、一言叫んで死んぢまうような役しかもらえなかった人まで、いろいろいるけど……。小栗くんはきっと、活躍してくれるはず!
 ただ、気になるのが、小栗くんが作ったスタジオ兼トレーニングジム。アメリカ移住にあたって、やっぱり手放すのかしら。それとも小栗くんのことだから、誰かにポーンとあげちゃったりするのかしら。って、アタシが心配することでもないか。
<水曜連載>
おすすめ書籍:小栗旬Next Stage(小栗旬/キネマ旬報社 2013年刊)
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エスムラルダ、今冬ユニット「八方不美人」で歌手デビュー!
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【エスムラルダ:プロフィール】
えすむらるだ…1972年生まれ。94年よりドラァグクイーンとしての活動を開始し、各種イベント、メディア等に出演。2002年、東京都の『ヘブンアーティスト』ライセンスを取得。脚本家・ライターとしても活躍している。著書に「同性パートナーシップ証明、はじまりました。」(ポット出版、共著)
twitter:@esmralda001
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おすすめ書籍:「同性パートナーシップ証明、はじまりました。渋谷区・世田谷区の成立物語と手続きの方法」エスムラルダ、KIRA著(ポット出版)
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