【ライヴレポ】テミン(SHINee)、自
身の夢であったソロツアーを完遂!フ
ァイナル公演での鳴り止まないコール
に感涙!!

テミン(SHINee)が、初の全国ソロツアー『TAEMIN Japan 1st TOUR ~SIRIUS~』のツアーファイナル公演を、11月26日に東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナで開催した。同会場での公演は24日と25日、合わせて3日間行われ、合計3万人を動員。全18会場32公演のツアー総動員数は10万人となった。
ライヴでは、11月28日に発売される1st Full Album『TAEMIN』のリード曲「Under My Skin」や、ソロの代表曲「さよならひとり」「Flame of Love」といった楽曲を歌唱。激しさとしなやかさを織り交ぜた圧倒的なパフォーマンスで、さらに進化したソロアーティスト・テミンの姿をたっぷりと見せてくれた。
超満員のファンが詰めかける中、テミンは空中から舞い降りているかのように映像とリンクし、歌い踊る幻想的な「DOOR」でライヴの幕を開ける。一転して「MOVE」では、ダンサーとともにセクシーな世界観を展開。テミンが、「“シリウス”は一番明るい星の名前なんですけど、みなさんと過ごすこのステージを一番明るい思い出にしたくてこのタイトルにしました。みなさん、一緒に明るい思い出を作りましょう!」と声を上げるとファンは大歓声で応えた。フューチャーベースの「Sexuality」、軽快なビートが響く「Press Your Number」、ファンキーな「Into The Rhythm」を披露すると会場の熱量をぐんぐんアップしていく。
センターステージに移動したテミンは、「Love」で白いピアノを弾きながら歌唱し、後半はダンスで魅せる。さらに「Better Man」では、ピアノの上に立って歌い踊る場面も見られた。楽曲ごとに違った姿を見せるテミンは、「ECLIPSE」で映像とシンクロしたパフォーマンスを、繊細なメロディと強いビートが混ざり合う「Drip Drop」では切れ味鋭いダンスで魅了する。
妖艶なメロディの響く「Flame of Love」は、炎が上がる中、燃える恋心を全身で表現するようにセンターステージをいっぱいに使ってパフォーマンス。続く、トロピカルハウスチューン「MARS」では、ダンサーとともにステージ左右の端まで行き、スタンド席のファンを熱狂させる。このツアーでファンのみなさんと一緒に歌いたいと言っていた通り、会場全体で大合唱となった。さらに会場のボルテージをますます上昇させたのは、勢いたっぷりのアップチューン「What's This Feeling」。激しいダンスを見せ、観客とコール&レスポンスを繰り広げ、テミンとファンは強烈な一体感を作り上げた。
曲ごとの世界観で様々なスタイルを披露しながら、その1曲の中でも激しさと穏やかさが瞬時に切り替わるハイレベルなパフォーマンスを全力で見せるテミン。ステージで躍動する彼から一瞬も目が離せない。シリアスな空気、ファンと楽しむエンターテインメントの要素、静と動を緩急をつけて魅せていくステージングは見応えたっぷりだ。
ライヴもいよいよ後半戦に突入。ハードなダンスチューン「Danger」でパワフルなパフォーマンスを見せ、情熱感溢れる「Thirsty」ではダンサーと激しいダンスを展開する。「Soldier」でファルセットのボーカルを聴かせ、続く「Rise」では伸びやかな歌声を会場に響かせる。「最後の曲です!!もっともっと盛りあがって!!」と叫び、「Tiger」をドロップ。ワイルドな野性味溢れるパフォーマンスで観客を圧倒し、ライヴ本編は終了。
鳴り止まないテミンコールに応えてのアンコールで、テミンは映像をバックに繊細な美しいメロディのミッドチューン「さよならひとり」を、菅原小春と創り上げたダンスを全身で表現し魅せていく。「僕の初のソロツアーという夢を、みなさんのおかげで叶えることができて本当にありがとうございました。次の曲は、みなさんと一緒に歌う曲を用意しました。一緒に歌ってくれますか!」と語ると、温かいメロディのバラード「世界で一番愛した人」を観客と大合唱。ファンと心をひとつにしたテミンは、感慨深い表情を浮かべる。
そして、「公演もあと2曲で終わりですが…」と言ったところで、ファンから「えー!!」の声が。まだ、ライヴが終わってほしくない気持ちに応えて、テミンは特別に、SHINeeの「Keeping love again」をアカペラで歌い、ファンとともに合唱。「今回のツアーは僕の第一歩です。これからも、一歩ずつ成長するテミンを見守っていてください」と、自身初の全国ツアーの感想を述べると、観客から惜しみない拍手が送られた。再びテミンは、観客の熱烈な声に応えてソロ曲「Hypnosis(催眠)」をアカペラで披露。「こんなに幸せな時間を作ってくれてありがとうございます。みなさん、幸せな気持ちになれましたか!“シリウス”のように、一番明るい時間作れましたか!」と笑顔で語ると、大テミンコールが発生。するとテミンは、マイクを使わず「みなさん、ほんとに幸せです!」と大声で叫ぶ。大きな歓声に包まれる中、次の曲を紹介しようとするが、感極まったテミンの目には涙が。ファンの声に支えられて、彼は「誰にでも辛いときはあると思いますが、僕が大変だったときは、SHINeeのメンバーやファンのみなさんが光でした。そんな僕の気持ちを歌詞に込めた曲です」と声にすると、本当の自分の姿を抱きしめて欲しいと訴える「Under My Skin」を、感情を込めたボーカルで歌っていく。さらに、孤独から立ち上がるメッセージを歌う「Holy Water」を力強い歌声で観客に届ける。曲の終わりに「みなさんありがとう大好きだー!」とシャウトし、ライヴは締め括られた。
自身の武器であるボーカルとダンスを、ますます研ぎ澄ませたテミン。歌とダンスで表現する舞台演劇、ミュージカルにも通じるような新たな感覚の詰まったライヴで、全観客を存分に楽しませてくれた。ソロアーティストとして、さらなる可能性を秘めた彼の今後の動向に目が離せない。そんなソロアーティストとしての新たな一歩を踏み出した“今のテミン”を感じることの出来る初のソロフルアルバムは11月28日に発売される。

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