松岡広大「場を支配する力を持った役
者になりたい」「2019年カレンダー」
の発売記念イベントで抱負

舞台・映像作品で活躍する松岡広大が2018年12月15日(土)、東京・渋谷のHMV&BOOKSにて「松岡広大 2019年カレンダー」の発売記念イベントを行い、約1000人のファンと交流を深めた。。
2017年には劇団☆新感線『髑髏城の七人 Season月』下弦の月で霧丸役を演じ、2018年は浪漫活劇『るろうに剣心』にて主人公の影・緋村抜刀斎役を演じ、いずれも高い演技力と、身体能力を活かした見事なアクション・殺陣を披露した松岡。映像作品では映画『兄友』や配信ドラマ『会社は学校じゃねえんだよ』にも出演。活躍を見せている。
イベントの冒頭に行われた記者会見で松岡は、今年一年を振り返り「新しく挑戦させていただく事がいろいろと多かったです。自分が持ってない引き出しを『見せて』と要求される事もあり、トライやチャレンジの多かった年でした。緊張も葛藤もいろいろありましたが、振り返ってみると、やり切れたかな、自分ではできたと思う」と笑顔で応えていた。
お気に入りの一枚と共に
今回発売するカレンダーは「光をテーマに表現してみました」と語る。お気に入りのカットは?と聞かれるとその場でカレンダーをめくりつつ6月のページで手を止める。そこにはダンス中の姿をそのまま撮影した写真があり、「自分でその場で即興で振りを考えました。型のあるダンスではなく、自分の好きな音楽にあわせてインスピレーションで踊ったその瞬間を(カメラマンに)切り取っていただきました。自分のライフワークであるダンスを納めていただきましたので自分らしい姿となりました」と嬉しそうにアピールしていた。
年末年始という時期でもあるので、質疑応答では、クリスマスそして一年の振り返りや来年に向けた質問が飛んだ。クリスマスや年末年始期間は次の舞台に向け「稽古場で過ごします……頑張ります」と苦笑いする松岡だったが、「クリスマスプレゼントに欲しいものは?」という質問には「ストレッチポール。家で身体を整えるのに使っていたんですが、壊れてしまったので。ケア用品って自分で買うという事がないのでいただけるなら……是非!」とニッコリ。
今年を表す漢字を指で書きながら説明する松岡さん
一方、「今年一年を漢字一文字で表すと?」という質問が飛ぶと「厳」と答えた松岡。その字をえらんだ理由について「常に自分を律して自分に対して厳しくなきゃいけないと思っています」とのこと。続けて来年は「新しい事をというより、自分の得意なことを自分の武器に出来るようにしたい」と力を込めていた。
また、趣味は神社仏閣巡りという松岡は「来年は自然に触れたい。歴史を振り返るなどして、自分を見つめ直したいですね」と語りつつ、具体的には「龍安寺(京都)に行きたい。修学旅行で龍安寺に行った事が神社仏閣に興味を持つきっかけになったので。行く時には和服を着て静寂に心を浸らせたい」と21歳という若さの割に落ち着いた発言を見せていた。
今日はこんな服装でした!
役者としての目標について「明るい役が多かったりしますので、いい意味でイメージを壊していくために多彩な役を演じられるように、芝居の“場を支配する力”みたいなものを持っている役者になりたい。まずは、自分がやっている芝居や踊り、歌に対して、もっと理解を深め、見聞を広めて、例えるならば博識な役者になりたいと思います」と最後まで真面目に言葉を選ぶ松岡だった。
取材・文・撮影=こむらさき

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