【『映画刀剣乱舞』インタビュー vo
l.04】岩永洋昭 「みんな芝居に真面
目で努力家でいい現場でした」 舞台
版、映画版の隔たりなく生まれたチー
ム感!

人気ゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』初の実写化作品『映画刀剣乱舞』が、2019年1月18日に公開。名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”たちの中で、“日の本一の槍”と称えられる日本号を演じるのは、多くの映像作品に出演する岩永洋昭だ。『刀剣乱舞』の世界に初めて参加した彼が見せる豪胆な男っぷりは、いい意味で異色。共演者との交流で見出したものもあったようで、その手応えを語る。

■純粋に嬉しかった!本作出演に至るまでのエピソードに迫る
――岩永さんは『映画刀剣乱舞』で初めて『刀剣乱舞』に参加されたわけですが、出演が決まってどんなお気持ちだったのでしょうか。
岩永 ありがたいことにキャスティング担当の方から、僕は日本号にぴったりだと言っていただいていたみたいで。加えて、『刀剣乱舞』は様々なメディアで多くの人に愛されている作品でもありますからね、純粋に嬉しかったです。
――実際、長い槍を見事に操る日本号は、刀剣男士の中でも骨太な存在感を放っていますし、アクションもダイナミックで。
岩永 そう感じていただけたなら良かったです。ただ、槍を使っての殺陣はなかなか大変でした(苦笑)。あんなに長い槍を手にしたのは初めてだったし、思っていた以上に動きが制限されて。そういう中でも、アクションチームのみなさんが立ち回りをいろいろ考えてくれたおかげで、ダイナミックに見せることができました。
――先ほどおっしゃっていたように、『刀剣乱舞』は人気作品なわけですが、そういう意味でのプレッシャーのようなものはあったのでしょうか。
岩永 やっぱり、ゲームやアニメ、舞台版それぞれの日本号のイメージというのもあると思うんですよ。ただ、自分なりに日本号を解釈して、耶雲哉治監督ともディスカッションして、“『映画刀剣乱舞』での日本号”を真摯に作っていったつもりなので。受け入れてもらえないとしたら……それはもうしょうがないかっていう気持ちはあったりもします。
■本気で聞いているか心配!?頼りにしていた和田雅成との思い出を告白
――なお、舞台版でも参加している方もいれば、映画から新たに参加された方もいるわけですが、共演者の方から刺激を受けたりもしましたか?
岩永 『映画刀剣乱舞』において日本号とへし切長谷部は一緒に行動することが多いわけですけど、へし切長谷部役の和田雅成くんは舞台版にも出演していて『刀剣乱舞』への理解も深いので、いろいろ意見を求めたりもしたんですね。「このシーンでこう演じようと思うんだけど、日本号のキャラクターとしてどう思う?」とか。いつも「別にいいと思いますよ」って言うものだから、「本気で聞いている!?」とかって言いつつ(笑)、頼りにしていました。
――そうだったのですね。逆に、鈴木拡樹さんや荒牧慶彦さん、定本楓馬さんは、映像作品への出演が多い岩永さんから映像でどう見せるべきかを学んだ、とおっしゃっていました。
岩永 ホントですか?自分が覚えている範囲では、和田くんに「アップで撮られるときにあまり瞬きをしないほうがいいよ」っていうことを言ったりしたんですけど……みんなにお節介じじいみたいに思われていないといいなぁ(笑)。
――思われていません!(笑)。何しろ、キャストが隔たりなく、いいチーム感が生まれていた現場でもあったのではないでしょうか。
岩永 そうですね、本当に。2.5次元作品にほぼ初出演の僕は、ほとんどの方が初めましてだったわけですけど、みんな芝居に対して真っ直ぐで真面目で努力家だし。とてもいい現場でした。(鈴木)拡樹くんはじめ、みんなどんな状況でも弱音を吐かないのに、「寒い」とか「疲れた」とか、なんなら僕が一番愚痴を言っていましたもん(笑)。
――そういう岩永さんが、きっと現場のムードメーカーになっていたはずです。ちなみに、『刀剣乱舞』のように岩永さんがもし時間遡行できるなら、どの時代に行って、誰に会い、どんなことをしてみたいですか?
岩永 僕は自分の両親の若い頃に行ってみたいですね。特に、お袋が結婚する前、高校生くらいの時代。僕はタイムスリップ系の物語が好きなんですけど、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』だったら、主人公が両親の出会う頃に行って、若いお母さんに好きになられちゃったりとか、そういうのもおもしろいじゃないですか。
――岩永さんが若き日のお母様に好きになられちゃったらどうします?
岩永 いやぁ……どうしましょ!そうならないように、こっそり覗きに行きたいと思います(笑)。
文/杉江優花
【作品情報】
『映画刀剣乱舞』
2019年1月18日(金)全国ロードショー
(c)2019「映画刀剣乱舞」製作委員会 (c)2015-2019 DMM GAMES/Nitroplus
オフィシャルサイト:http://touken-movie2019.jp

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