第63回岸田國士戯曲賞最終候補8作品
が決定

2019年1月23日、第63回岸田國士戯曲賞最終候補8作品が同賞を主催する株式会社白水社より発表された。候補作品と候補者は次のとおり。
■第63回岸田國士戯曲賞最終候補作品一覧(作者五十音順、敬称略)
坂元裕二『またここか』(リトルモア刊)
詩森ろば『アトムが来た日』(上演台本)
瀬戸山美咲『わたし、と戦争』(上演台本)
根本宗子『愛犬ポリーの死、そして家族の話』(上演台本)
古川日出男『ローマ帝国の三島由紀夫』(『新潮』2018年10月号掲載)
松原俊太郎『山山』(『悲劇喜劇』2018年7月号掲載)
松村翔子『反復と循環に付随するぼんやりの冒険』(上演台本)
山田百次『郷愁の丘ロマントピア』(上演台本)
■候補者紹介 (五十音順、敬称略)
坂元裕二(サカモト ユウジ):1967年生まれ。大阪府出身。奈良育英高等学校卒。脚本家。
詩森ろば(シモリ ロバ):1963年生まれ。岩手県出身。岩手県立盛岡第一高等学校卒。serial number 劇作家、演出家。
瀬戸山美咲(セトヤマ ミサキ):1977年生まれ。東京都出身。早稲田大学政治経済学部卒。ミナモザ 主宰、劇作家、演出家。
根本宗子(ネモト シュウコ):1989年生まれ。東京都出身。東洋英和女学院高等部卒。月刊「根本宗子」 主宰、劇作家、演出家、俳優。
古川日出男(フルカワ ヒデオ):1966年生まれ。福島県出身。早稲田大学第一文学部中退。作家。
松原俊太郎(マツバラ シュンタロウ):1988年生まれ。熊本県出身。神戸大学経済学部卒。劇作家。
松村翔子(マツムラ ショウコ):1984年生まれ。神奈川県出身。神奈川大学経済学部中退。モメラス 主宰、劇作家、演出家。
山田百次(ヤマダ モモジ):1978年生まれ。青森県出身。青森県立七戸高等学校卒。劇団野の上/ホエイ 劇作家、演出家。
なお、第63回岸田國士戯曲賞(白水社主催)の選考会は、2019年3月12日・火曜日、午後6時30分より東京神保町・學士會館にて行なわれる。選考委員は、岩松了、岡田利規、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、野田秀樹、平田オリザ、宮沢章夫、柳美里の各氏(五十音順、敬称略)

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