「第33回日本ゴールドディスク大賞」
、発表

「第33回日本ゴールドディスク大賞」の受賞作品・アーティストが発表されている。
今回の受賞数は60作品・アーティストで、この1年間に最も活躍したアーティストに授与される「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の邦楽部門は安室奈美恵が2年連続3度目の受賞、洋楽部門はクイーンが14年ぶり2度目の受賞に輝いた。また「ベスト・エイジアン・アーティスト」では、BTS(防弾少年団)が初の受賞を果たしている。

日本ゴールドディスク大賞は、一般社団法人日本レコード協会が1987年に制定し、以来毎年当該年度のレコード産業の発展に大きく貢献したアーティストおよび作品を顕彰している。本賞の選考基準は「CD、音楽ビデオ等の正味売上実績(総出荷数から返品数を差し引いたもの)と有料音楽配信の売上実績」となり、第33回日本ゴールドディスク大賞は、当該年度(2018年1月1日~12月31日)の売上実績に基づき各賞を授与している。

◆アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽):安室奈美恵
2018年9月16日に惜しまれつつ引退した安室奈美恵が、2年連続3度目の「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)に輝いた。彼女は今回、引退前のラストツアーを収録した最後の作品『namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~』で「ベスト・ミュージック・ビデオ」(邦楽)も受賞している。

◆アーティスト・オブ・ザ・イヤー(洋楽):クイーン
映画『ボヘミアン・ラプソディ』が大ヒットを記録中のクイーンが14年ぶり2度目の「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」(洋楽)を受賞。このほか『ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)』で「アルバム・オブ・ザ・イヤー」(洋楽)、「ベスト3アルバム」(洋楽)、「サウンドトラック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」も受賞し、4冠を達成した。

「長い間クイーンを応援してくれてありがとう。僕たちが皆さんに何らかの幸せ、楽しみ、喜び、時には静けさを届けられたのなら嬉しいです。ここまでも素晴らしい旅路でしたが、また新しい賞をいただけて光栄です。心の底から感謝します。またお会いしましょう!」──ロジャー・テイラー

「日本の皆さん、いつも素晴らしいサポートをありがとうございます。本当に胸がいっぱいです。アーティスト・オブ・ザ・イヤー、アルバム・オブ・ザ・イヤー、ベスト3アルバム、そしてサウンドトラック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞して本当に嬉しいです。皆さんを愛しています。また近いうちに会いましょう」──ブライアン・メイ

◆ベスト・エイジアン・アーティスト:BTS(防弾少年団)
BTS(防弾少年団)は「ベスト・エイジアン・アーティスト」の初受賞に加えて、『FACE YOURSELF』で「アルバム・オブ・ザ・イヤー」(アジア)、「ベスト3アルバム」(アジア)、『LOVE YOURSELF 結 ‘Answer’』で「ベスト3アルバム」(アジア)、『2017 BTS LIVE TRILOGY EPISODE III THE WINGS TOUR IN JAPAN ~SPECIAL EDITION~ at KYOCERA DOME』で「ベスト・ミュージック・ビデオ」を受賞し、5冠に輝いた。

「すごく栄誉ある賞が頂けて本当にうれしくて光栄です。僕たちを愛してくださり、応援してくださるARMYの皆さん、本当にありがとうございます。いつもそばにいてくれるメンバー、Big Hitのスタッフの皆さん、バン・シヒョクPDさん、そして家族にも感謝の気持ちを伝えたいです。2019年、新年からいいニュースがお知らせできて幸せです。これからももっといい作品とかっこいい姿で皆さんから頂いた愛にお返しできるように頑張ります」──BTS(防弾少年団)

◆ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽):King & Prince
対象期間中にデビューしたアーティストのうち、CD等の売上合計が最も多いアーティストに贈られる「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)は、2018年5月23日に「シンデレラガール」でデビューしたKing & Princeが受賞した。

「今回この名誉ある賞をいただけた喜びをKing & Princeに携わって下さった全ての方々と共有したいです。そしてたくさんの感謝を申し上げたいです。これからも高みを目指しアーティストとしてそしてアイドルとして僕たちにしかできない音楽やパフォーマンスをたくさんの方に届け愛してもらいたいです。今後は、また違う部門でも賞をいただけるように精進していきます。本当にありがとうございました」──King & Prince

◆アルバム・オブ・ザ・イヤー(邦楽):『海のOh, Yeah!!』/サザンオールスターズ
対象期間中に最も売上枚数が多かったアルバム作品に授与される「アルバム・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)は、2018年8月に発売されたサザンオールスターズの『海のOh, Yeah!!』が受賞した。サザンオールスターズの受賞は「第23回日本ゴールドディスク大賞」(2009年)での「ザ・ベスト・ミュージック・ビデオ」(邦楽)以来となる。

◆アルバム・オブ・ザ・イヤー(洋楽):『ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)』/クイーン
「アルバム・オブ・ザ・イヤー」(洋楽)は、<ライブ・エイド>からの貴重音源なども注目を集めたクイーンの『ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)』が受賞した。同作は「ベスト3アルバム」(洋楽)、「サウンドトラック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」も受賞している。

◆シングル・オブ・ザ・イヤー 「Teacher Teacher」/AKB48
「シングル・オブ・ザ・イヤー」は、AKB48の52ndシングル「Teacher Teacher」が受賞した。史上初の9年連続受賞となる。彼女たちは今回、「センチメンタルトレイン」「NO WAY MAN」とあわせて計3曲が「ベスト5シングル」を獲得したほか、『僕たちは、あの日の夜明けを知っている』で「ベスト5アルバム」(邦楽)も受賞している。

◆ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード(邦楽):「Lemon」/米津玄師
対象期間中に有料でダウンロード配信が開始された作品の中で最もダウンロード数が多かった作品(シングルトラック)に授与される「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード」(邦楽)は、米津玄師の「Lemon」が受賞した。同作は対象期間中に配信開始となった作品中唯一のミリオン認定作品で、2019年1月には最速2ミリオン作品として認定されている。

「初めてのドラマ主題歌であり、自分の思っていた以上に広いところまで、本当に想像もつかない広いところまで届くような曲になり、良くも悪くも自分をまた大きく違う場所へ連れて行ってくれた楽曲です。これからの音楽家としての人生において、この曲が北極星として輝き続けてくれるような気が今はしています。本当にありがとうございました」──米津玄師

◆特別賞:「U.S.A.」/DA PUMP
特別賞はDA PUMPの「U.S.A.」が受賞した。ミュージックビデオも話題となった同曲は、様々な社会現象や影響をもたらし、2018年を代表するヒット曲の一つとなった。DA PUMPの受賞は「第16回日本ゴールドディスク大賞」(2002年)での「ポップ・アルバム・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)以来3度目となる。

「2018年は「U.S.A.」という曲を幅広い世代の方々にお聴きいただいて、皆様のおかげでこのような特別な賞を頂くことができました。ありがとうございます! 2019年は去年頂いた感謝を沢山の場所で返していけるような1年にしたいと思いますので今年もDA PUMPをよろしくお願いします!」──DA PUMP

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