Netflixとアニメ制作会社3社の提携で
「ドラゴンズドグマ」「スプリガン」
ほかアニメ化

(c)CAPCOM CO., LTD. 2012, 2019 ALL RIGHTS RESERVED. 動画配信サービスのNetflixが、ボンズ、Production I.Gの2社に引き続き、サブリメイション、デイヴィッドプロダクション、アニマのアニメーション制作会社3社と、アニメ作品制作における包括的業務提携を締結することを発表した。
 業務提携により、各社はそれぞれNetflix向けのアニメコンテンツを制作する。サブリメイションは、カプコンが展開するオープンワールドアクションRPGシリーズ「ドラゴンズドグマ」をアニメ化。原作ゲームでは、ドラゴンに心臓を奪われた主人公が“覚者”としてよみがえり、七つの大罪になぞらえたモンスターを倒しながらドラゴンに挑む壮大な旅が描かれている。
 デイヴィッドプロダクションは、たかしげ宙氏が原作、皆川亮二氏が漫画を担当し、1989~96年に「週刊少年サンデー」で連載されたSFバトルアクション作品「スプリガン」をアニメ化する。超古代文明の遺産を封印するために設立された「アーカム」の特殊エージェント“スプリガン”として奔走する少年・御神苗優(おみなえゆう)の活躍を描く。
 アニマは、シーズン2が製作中のNetflixオリジナルSF実写ドラマ「オルタード・カーボン」のスピンオフ作品をオリジナルアニメとして制作。未来を舞台に、250年もの眠りから目覚めた伝説的テロリストのタケシ・コヴァッチが、自由と引き換えに大富豪の死の真相を探るという「オルタード・カーボン」の世界観を拡張し、新たな物語が描かれるという。
 そのほか、Production I.Gのグループ企業で、「進撃の巨人」や「甲鉄城のカバネリ」で知られるWIT STUDIOが、少女モモと、人間の敵であるヴァンパイアの少女が歌を通じて交流するオリジナル作品「ヴァンパイヤ・イン・ザ・ガーデン」を制作することもわかった。Production I.Gが制作中の「攻殻機動隊」シリーズ最新作「攻殻機動隊SAC_2045」は、2020年にNetflixで全世界独占配信。
 ボンズは、映画「キック・アス」や「ウォンテッド」の原作者として知られるマーク・ミラーが創立した、アメリカン・コミック出版社ミラーワールドの「スーパー・クルックス」をアニメ化。ミラーがアーティストのレイニル・フランシス・ユーとともに手がけた作品で、ヒーロー供給過多の時代を舞台に、落ちぶれてしまったヴィランたちが、起死回生の一大計画に乗り出す姿を描く。

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