三浦大知、“お互いのONE END”が結
びついたツアーファイナル

三浦大知が2018年9月よりスタートした全国ホールツアーの追加公演として全5公演開催された<DAICHI MIURA LIVE TOUR 2018-2019 ONE END>が3月13日、大阪城ホールにてツアーファイナルを迎えた。
まず会場に入ってすぐに訪れた観客を驚かせたのが、中央に構える360°が客席に囲まれた巨大なセンターステージ。三浦大知ライヴ史上初となるこの試みに、開演前から期待が高まる。

この日は2年連続自身2度目となる「日本レコード大賞」優秀作品賞を受賞した「Be Myself」から幕が開く。曲の後半ではステージを囲っていたスクリーンが振り落とされ、華麗なターンで魅せながら三浦大知が「ONE ENDツアーへようこそ!」と観客を煽ると、大きな歓声が上がった。
2018年ホールツアーとしてスタートし、追加公演として規模を拡大して行われたマリンメッセ福岡公演、日本武道館公演でもセクシーなパフォーマンスで人気が高い「FEVER」、名バラード「ふれあうだけで 〜Always with you〜」などがセットリストに新たに追加され、また更に期待値が高まっていく。「世界」では、これまでの激しいダンス&ヴォーカルパフォーマンスとは打って変わって、アコースティックギター1本で静かに熱く歌い上げ、ダンスだけではないヴォーカリストとしての魅力もまた感じさせた。
ホールツアー内でメドレーとして披露されていたパートでは、メドレーとは異なるある楽曲がパフォーマンスされたが、このスペシャルなパフォーマンスは今アリーナ公演に訪れた観客達だけのものとして行われた。その後、後半戦に突入し「Cry & Fight」「飛行船」「Black Hole」と360°のセンターステージを複雑なダンスフォーメーションで縦横無尽に駆け巡り、昨年12月19日に発売された新曲で映画『ドラゴンボール超 ブロリー』の主題歌の「Blizzard」が披露されると、ファンもステージもボルテージは最高潮に。続く「music」「Darkest Before Dawn」では1万3,000人の歓声で会場と一体となり、本人がMC内で語ったこのツアーに込めた思いである、お互いのONE END(一端)がしっかりと結びつき音楽で一つになった瞬間だった。
今年2月よりスタートしたアリーナでの追加5公演を含めると今回のライヴツアーは全国29会場・39公演となり、自信最多の公演数となったが、動員数も自信最多の約12万6,000人を動員した。なお、セットリストは各定額音楽配信サイトにてプレイリストとして公開されている。また、この日のライヴの模様を収録したLIVE DVD&Blu-rayも近日発売されるようだ。詳細は後日オフィシャルサイト内で発表される。

セットリスト

~OPENING SE~
1. Be Myself
2. Unlock
3. 硝子壜
4. Inside Your Head
5. (RE)PLAY
6. Perfect Day Off
7.FEVER
8. Can You See Our Flag Wavin' In The Sky?
9. Breathless
10. ふれあうだけで ~Always with you~
11. 世界
12. カヴァーコーナー
13. DIVE!
14. Cry & Fight
15. 飛行船
16. Black Hole
17. Blizzard
18. EXCITE
19. music
20. Darkest Before Dawn

~ENCORE~
EN1. Anchor
EN2. Touch Me

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