デビュー20周年、男女共に愛され続けるaikoの魅力は歌詞にある!

デビュー20周年、男女共に愛され続けるaikoの魅力は歌詞にある!

デビュー20周年、男女共に愛され続け
るaikoの魅力は歌詞にある!

aiko」という存在自身がブランド

ラジオ番組のDJをしながらインディーズ活動を経て、1998年『あした』でメジャーデビューしたaiko。
『カブトムシ』『花火』『桜の時』『ボーイフレンド』『キラキラ』など多数のヒット曲を発表しています。
女性目線の恋愛ソングが多くの女性からの共感を得ているaikoですが、ライブ会場は男女半々といった割合で男性からの支持も高いことをうかがわせます。
そんな彼女も2018年にデビュー20周年を迎えました。
基本的にaikoの楽曲は生演奏主体のバンドサウンドですが、リリース時期毎に旬となっているトレンドの音楽性はほぼ含まれていません。
「意図的に流行のサウンドを取り入れる」という意味でのアレンジ化粧をしていないのです。
aikoの楽曲を聴いたことのある人なら、冒頭の1秒で「aikoの曲だ」と気付かせる力を持っています。
それは、aikoというシンガーソングライターの歌唱の独自性、流行のサウンドをほとんど用いない完成形、「aikoだから良い」というブランドのような存在感を纏っているのです。
そんなaikoのオススメ曲・人気曲をご紹介します!

aikoの人気ラブソング曲の定番『カブトムシ』
「カブトムシ」は、1999年11月17日にリリースされた4枚目のシングル。
aikoが幅広い層に支持されるきっかけになった珠玉のラブソングであり、人気曲ランキングには必ずと言っていいほどランクインしてくる楽曲です。
涙を誘うメロディーラインに女性の想いがまっすぐにこもった歌詞が魅力的なバラードとなっています。
伝えたいのに伝えられない、もどかしさが深く伝わってくる歌詞で、女性の不器用な部分が描かれているところから始まります。
「恋人の匂いが好き、落ち着く」女性が多いですが、そんな彼に抱きつく彼女の姿を絶妙に「かぶとむし」という言葉で表現。
たとえ、一瞬の出来事であろうとも胸に刻まれたあなたとの思い出はかけがえのないもので、ずっと大切なことであるというまっすぐな気持ちが歌詞に込められています。

aikoの世界観に引き込まれる元気な楽曲『ボーイフレンド』
2000年9月20日にリリースされ、前作『桜の時』から約7ヶ月ぶりとなった6枚目のシングル『ボーイフレンド』。
オリコン週間チャートでは2位を記録。
デイリーチャートでは首位を3度獲得しており、aiko最大のヒット作品としても有名な1曲です。
印象的なカントリー調のイントロで始まり、ポップでキャッチーなaikoの世界観に引き込まれていくポジティブな楽曲になっています。
恋する乙女心を綴った歌詞が、アップテンポなメロディにのせられています。
この曲をきっかけにファンになったという人も多いようです。

人気アーティストとなるきっかけになった1曲『花火』
通算3枚目のシングルであり、1999年8月にリリースされた『花火』。
aikoが人気アーティストの仲間入りとなるきっかけとなった、夏歌の定番曲です。
発売当初は、オリコン初登場26位とそれほど売れ行きはありませんでしたが、その後徐々にチャートを上昇。発売7週目にしてトップ10入りを果たしました。
『花火』は、CMだけでなく、アニメやバラエティ番組のエンディングテーマにも起用されています。
辛い恋ならやめれば?と周りの助言に苦悩する失恋ソングで、何度も口ずさみたくなるようなキャッチーなメロディーでいて、何年経っても色褪せない名曲となっています。

聴き手の心を躍らせる『予告』

『予告』は、2017年11月29日にリリースされた37枚目のシングルで、aikoらしいリズミカルなサウンドとメロディーに、背中を押してくれる前向きな歌詞となった作品です。
リスナーもaiko自身も底抜けに元気になれるというポップナンバーに仕上がっています。
どんなに辛いことがあっても、その度に寝て覚めればどうとでもなるし、気持ちを切り替えて毎日を始めていこうという前向きな歌詞。
タイトルにもなっている「予告」という印象的なフレーズのサビ、そして未来は分からないからこそ自分で作っていけるし、こうしたいという夢を自分で描いていける、そんな歌詞になっています。

最新シングル『ストロー』は一度聴いたらクセになるフレーズ曲

2018年5月2日に38作目のシングルとしてリリースされた『ストロー』。
日常の何気ない風景を描いた楽曲で、aikoが実際に家でジュースを飲む時に、いろいろな色のストローからおみくじのように引いた赤色のストローに感じた喜びから着想を得たのだそうです。
大切な人の幸せを身近な視点から願うこの楽曲は、同じフレーズが曲中で5回登場し「君にいいことがあるように」の語句は10回も使われているのが特徴で、aikoらしいポップサウンドに仕上がっています。
「君にいいことがあるように」の繰り返しは、aiko節ともいえる弾けるようなポップサウンドもあいまって、聞き続けているとaikoから“元気になるおまじない”をかけられているような不思議な感覚になります。

aikoの魅力とは、独自性溢れるメロディと世界観に引き込まれる歌詞
aikoの曲は、半音をよく使うことでaiko独特の柔らかいメロディの音楽が生み出しています。
また、恋愛に対する感性がそのまま歌詞に表現されていることが多く、片思いから失恋まで共感できるところが、aikoファンの心を掴んでいるのでしょう。
そして、aikoの歌声の特徴は高いキーでも声の伸びがよく、聴いていて心地がいいこと。
この全てがaiko独特の世界観に引き込まれ、aikoの魅力となっています。
様々な恋愛シチュエーションの楽曲のaikoの歌で、あなたも恋愛ジャンキーになってみてはいかがでしょうか。
TEXT UTAKATA

アーティスト

UtaTen

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