人間の少女とゴーレムの絆を描く「ソ
マリと森の神様」今秋TVアニメ化 水
瀬いのり、小野大輔が出演

 暮石ヤコ氏が「WEB コミックぜにょん」で連載中のファンタジー漫画「ソマリと森の神様」のテレビアニメ化が決定し、今秋に放送を開始することがわかった。主人公のソマリ役を水瀬いのり、ゴーレムを小野大輔が演じることも明らかになっている。
 同作は、争いに敗れた人間が絶滅の危機に瀕し、異形の生物に支配された世界が舞台。人間の少女ソマリが、“森の神様”とされる、感情を持たないゴーレムに出会い、ともに旅をすることに。ソマリの両親を探す道行きの中で、ソマリと彼女に“おとうさん”と慕われるゴーレムの、親子の絆が次第に深まっていく。ふたりの出会いを描いた、アニメ版ティザービジュアルも公開されている。
 水瀬は「ソマリはとにかく無邪気で真っ直ぐな子なので、演じるたびに心を浄化されています。おとうさんとソマリの一見不思議なシルエットがどんどん愛おしくなり、時に胸をキュッっと掴まれるような展開でハッとさせられます」とコメント。小野も「とても温かくて優しい、悠久の時を感じられる作品です。作品世界に身を委ねるように、心穏やかな時間を紡いでいけたらと思っています」と語っている。
 メインスタッフも発表され、監督に「マクロス△」「博多豚骨ラーメンズ」の安田賢司(サテライト)を迎え、キャラクターデザインを「プリンセスチュチュ」「長門有希ちゃんの消失」の伊藤郁子、アニメーション制作をサテライトが担当する。企画・プロデュースはミキサーが行い、パートナーとして、ノース・スターズ・ピクチャーズ、クランチロール、杰外动漫(JY Animation)、CA-Cygames アニメファンド、ムービックも参加する。
 そのほか、アニメ版公式サイトと公式Twitterがオープン。アニメ版オリジナルキャラクターのキャストを、一般公募で決定する声優オーディションもスタートした。プロ、アマ、年齢、性別を問わず、4月26日まで応募を受け付けている。全国のヒューマンアカデミー各校舎では、無料のボイスサンプル収録会も実施される。

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