「とある魔術の禁書目録Ⅲ」の魅力とは?人気の秘密に迫る!

「とある魔術の禁書目録Ⅲ」の魅力とは?人気の秘密に迫る!

「とある魔術の禁書目録III」の魅力
とは?人気の秘密に迫る!

「とある魔術の禁書目録III」のあらすじと背景
「とある魔術の禁書目録III」はシリーズ第3弾となります。鎌池和馬のライトノベル作品です。
科学と魔術が融合する学園都市に住む主人公の上条当麻、ヒロインのインデックス、御坂美琴などが繰り広げる魔術バトルあり、恋愛あり、のストーリーです。
シリーズの最初は、頭脳に10万3000冊の魔導書を記憶しているインデックスが、上条当麻の前に突如現れた事から始まります。インデックスの頭脳にある魔導書を巡って、襲ってくる敵に、上条当麻が傷つきながらも立ち上がり、敵に挑んで行きながらストーリーは進んでいきます。
シリーズの共通の背景として、上条当麻が住んでいる学園都市は、個人の超能力レベルによってレベル分けされています。上条当麻はイマジンブレーカーという、すべての効力を打ち消す力を右手に宿している為、無能力者のランクにされています。
学園都市に所属する学生達は、超能力を使う、科学サイド勢力に分類されます。
インデックスを含め、インデックスを狙うのは、魔術を使う、魔術サイド勢力になります。上条当麻は、インデックスの頭脳に記憶されている魔導書を狙う、魔術サイド勢力と戦いながら、魔術サイド勢力からも仲間を得ていきます。
続編の『とある魔術の禁書目録III』は、世界が徐々に大きく動いていく内容となっています。
日常生活をいつものように送っていた上条当麻、インデックス、御坂美琴達ですが、魔術サイド勢力の幹部によるテロが、各地で多発してきます。科学サイド勢力と、魔術サイド勢力が様々な角度から交わるとき、世界が徐々に大きく動いていくことになります。
上条当麻もインデックスと同様に、魔術サイド勢力から目を付けられる事になってしまいますが、上条当麻と当初のシリーズから関わってきた人達は、世界の為に立ち上がる事になっていきます。

主な登場人物!個性的なキャラクター
シリーズ当初からの登場人物が多いです。正義感が強くかっこいい人、天然な可愛い人など個性的で面白いキャラクター達です。

●上条当麻
シリーズ当初からの主人公。右手にイマジンブレーカーという、特殊能力や効果をすべて打ち消す能力を持っていることで、無能力者である最低ランクに位置付けられています。

●インデックス
シリーズ当初からのヒロイン。頭脳に10万3000冊の魔導書を記憶している為、その魔導書を魔術サイド勢力から狙われています。

●御坂美琴
シリーズ当初からのヒロイン。学園都市での超能力レベルは5で、レベル5の中でも、3位の中学2年生。レールガンという超能力を持っています。

●一方通行
シリーズIIIでは、上条当麻に次ぐ主人公。本名はわかりませんが、学園都市での超能力はレベル5で、レベル5の中でも1位の力を持っています。超能力はアクセラレータ。

●浜面仕上
シリーズIIIでは、上条当麻に次ぐ主人公。無能力者で学園都市に住む少年です。

●ステイル・マグヌス
イギリス清教に所属する炎属性のルーン魔術師。シリーズ当初は上条当麻の敵だったが、力を貸すようになります。

●神裂火織
シリーズ当初からのヒロイン。イギリス清教に所属する魔術師。聖人の一人に数えられています。

●土御門元春
上条当麻のクラスメイト。超能力者でもあり、魔術師でもあります。

主な声優!魅力ある声に注目
シリーズ当初からの声優さんが多数を占めています。続編なので声優さんは、新たに登場する人物以外は一緒です。

●上条当麻/阿部敦
2006年から声優デビュー。『とある魔術の禁書目録シリーズ』で主人公役になります。他の主な出演作品は、「ガンスリンガーストラトス」の、風澄徹を演じていいます。

●インデックス/井口裕香
2002年から声優デビュー。2013年からは歌手としても活動を初めています。他の主な主演作品は「RE:ゼロから始める異世界生活」の、クルシュを演じていいます。

●御坂美琴/佐藤利奈
2001年から声優デビュー。2005年からは歌手としても活動しています。他の主な出演作品は、「テイルズオブゼステリアザクロス」の、ベルベット・クラウを演じています。

●一方通行/岡本信彦
2006年から声優デビュー。2012年からは歌手としても活動を行っています。他の主な出演作は、「青の祓魔師」の、主人公・奥村燐を演じています。

●浜面仕上/日野聡
1997年から声優デビュー。2010年からは歌手としても活動を行っています。他の主な出演作品は、「オーバーロード」の、アインズ・ウール・ゴウンを演じています。

●ステイル・マグヌス/谷山紀章
1995年から声優デビュー。2005年からは歌手としても活動を行っています。他の主な出演作品は、「進撃の巨人」の、ジャン・キルシュタインを演じています。

●神裂火織/伊藤静
2003年から声優デビュー。2010年から歌手としての活動もしています。他の主な出演作品は、「櫻子さんの足元には死体が埋まっている」の、九条櫻子を演じています。

●土御門元春/勝杏里
声優でもありナレーターもこなします。主な出演作品は、「はじめの一歩」の、ミゲル・ゲールを演じていいます。
「とある魔術の禁書目録III」の魅力とは?
「とある魔術の禁書目録III」の魅力は、シリーズ当初から、正義感が強く、困っている人がいれば放っては置けない、主人公の上条当麻の活躍です。無能力者でありながら、右手のイマジンブレーカーのみで戦い続け、ボロボロになっても決して、あきらめない姿がとても魅力的です。
今の世の中に置き換えてみると、自分の能力に悲観してしまい、心がボロボロになる人が多くいる世の中となっています。そんな多くの人にぜひ見てもらい、前向きな気持ちになってもらいたいアニメです。

みどころはココ!
「とある魔術の禁書目録III」では、アクセラレーターもある意味、主人公といっても過言ではありません。
アクセラレーターは、今までは上条当麻とは敵として戦ってきましたが、今回のシリーズは敵であり、敵ではない登場となっています。科学サイドも魔術サイドも大きく動いていく展開の中で、アクセラレーターは、上条当麻に心を動かされていくところが、ひとつの見どころになってきます。
そのアクセラレーターの動きにも注目です。ストーリーが進んでいくと、上条当麻がローマに行ってから出会う、様々な人達の動きにも注目です。上条当麻の味方、敵など、いろいろ登場します。
OPソングとEDソングの魅力!歌詞とキャラクターの関係考察について
OPソングは黒崎真音が、EDソングは井口裕香(インデックス役)がそれぞれ歌っています。
「とある魔術の禁書目録III」の前半と後半では曲が違っていますが、歌っている歌手は変更はありません。前半と後半の、それぞれの曲の考察を交えて魅力をお伝えします。
[前半OP]Gravitation / 黒崎真音
前半のOPソングです。歌詞の初めに出てくる「すすむ時限爆弾…」とあります。これから起こるであろう、世界が大きく動いていくことを表しています。時限爆弾ですから、それほどの衝撃です。
この歌詞以降は上条当麻の心境を表しています。歌詞に出てくる、「懸念、疑念…」はこれからの世界の動きへの懸念、そして、出会う人達への疑念が出てきます。上条当麻の心も揺れ動いている表現です。
[後半OP]ROAR / 黒崎真音
後半のOPソングです。歌詞に出てくる「パンクしそうなくらいあたま…」、「迷いと葛藤の中救いを待つだけじゃ…」とあります。
その内容から、後半のOPソングは上条当麻と、アクセラレータの心情を中心に表しています。ふたりとも、このシリーズでは主人公になっています。
シリーズ当初からの主人公である、上条当麻のからの言葉に、アクセラレータが、迷いや葛藤している様子を表しています。
前半と後半のOPを比較
前半のOPソングと後半のOPソングを比較してみます。曲のリズムを聴いてみると、後半の方が前半よりは、激しいリズムになっています。
前半のOPソングでは、アップテンポの中にも穏やかな音が感じられ、徐々に動いていく世界観が想像できます。
後半のOPソングでは、アップテンポは変わりませんが、時に激しいリズムも感じられます。物語が大きく動いたところから、クライマックスへと進んでいく様子が感じられます。
前半、後半の内容に沿った曲になっているので、違和感なく、アニメのストーリーとマッチした曲になっています。
[前半ED]革命前夜 / 井口裕香
前半のEDソングです。歌詞の中に「世界中敵に回しても君を守るよ」の歌詞が多く出てきます。上条当麻が仲間を守り、仲間が上条当麻を守ることを表現しています。
「傷だらけの君は笑顔でごまかすけど」との歌詞もあります。上条当麻が、傷つきながらも立ち上がり、皆の為に戦ってきた様子を表現しています。
一番の魅力は、曲を歌っている声優の井口裕香の歌唱力が素晴らしいです。声優ならではのいい声に加えて、高い歌唱力があります。
[後半ED]終わらない歌 / 井口裕香
後半のEDソングです。初めの歌詞の中に「止まらない臆病風こらえる涙」とあります。今までのシリーズの流れから、インデックスの心情を表現しています。
歌詞の中に何度か出てくる「君の声が私をかえるよ」との表現もインデックスの心を表現しています。歌詞の内容からインデックスの心情の変化を中心に表現しています。
後半のEDソングの魅力も、声優の井口裕香の歌唱力に注目です。本当に声質がいいので、引き込まれてしまいそうです。
前半と後半のEDソングを比較してみます。前半の曲は穏やかな曲でリズミカルな曲になっています。前半と言うこともあるので、まだ物語は始まったばかりという表現を感じます。
後半のEDソングは、穏やかな曲で優しいリズムになっています。後半になり、物語が進み、終わりが近づいていることを表現していることを感じます。曲からは想像しにくいですが、ハッピーエンドの結末になってもおかしくない曲に聴こえます。
「とある魔術の禁書目録III」の最大の魅力は?
「とある魔術の禁書目録III」の最大の魅力は、シリーズと同様に、上条当麻、インデックスを中心とした展開と、OPソングとEDソングです。
曲についての魅力は、OPソングの激しいリズムで始まり、EDソングの優しい曲で終わる、このギャップです。特にEDソングに関しては、声優の井口裕香が歌っています。歌唱力の高さと、引き込まれてしましそうな声が魅力的です。
アニメも観る価値があり、曲も聴く価値は大いにあります。シリーズで続く理由に納得です。
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