豪華アーティスト総出演、進化したマ
イアミUltra Music Festivalレポート

3月29日〜31日、アメリカ・マイアミにて世界最大級のダンスミュージックフェス「Ultra Music Festival(UMF)」が開催。その模様をレポート。さらには、すでにアップされているプレイムービーも!

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今年から開催地が変更、今まで以上にパ
ワーアップ!

今年で21回目となる「UMF」がいよいよ開幕! 昨年は20周年ということでSwedish House Mafia(スウェディッシュ・ハウス・マフィア)のリユニオンを筆頭に様々なサプライズが大きな話題となったが、今年はなんといっても会場が変更になったことが大きなトピックス。これまでのBayfront ParkからHistoric Virginia Keyと変わったのだが、新天地がまたスゴイこと……。
新会場は広い! とにかく広い! 会場内の端から端まで歩くと30分ぐらいかかるので、その広さはかなりのもの。ただ、さすがマイアミ、砂浜や芝生、自然もたっぷりでロケーションがステキなのでバケーション感というか、開放感たっぷりで日本では味わえない心地よさ。
そして、広大な敷地だけに、今回はステージの数も計8つ。しかも、「Miami Marina Stadium」と「Historia Virginia Key Beach Park」の2つのエリアにわかれ、それぞれ音楽的なジャンルが違っているのも嬉しい!

ULTRA MAIN STAGEには今年もサプライズ
が続々と!

Miami Marina StadiumにはメインとなるULTRA MAIN STAGEを筆頭に、LIVE ARENA、ULTRA WORLDWIDE、UMF RADIOの4つのステージが。
なかでもやはり凄まじきかなULTRA MAIN STAGE。初日にはNicky Romeroニッキー・ロメロ)やAlesso(アレッソ)。そして、Tiësto(ティエスト)などが登場するなか、冒頭には今回ちょっと話題となっていたケンタッキーの創業者カーネル・サンダースも出演(笑)。そして、そんな初日のトリは先日の日本公演も大成功だったMarshmello(マシュメロ)。去年はWill Smith(ウィル・スミス)がサプライズで登場していたけど、今年は絶賛注目の新人ラッパーRoddy Ricch(ロディー・リッチ)がステージに。
2日目には、Nghtmre & Slander(ナイトメア&サレンダー)のステージに元NBAのスターで現在はDJとしても活躍しているSHAQ(シャック)とLIL JON(リル・ジョン)がサプライズで登場。さらに、Armin van Buuren(アーミン・ヴァン・ブーレン)のときには、スタートからサプライズ。
Van Halen(ヴァン・ヘイレン)のボーカリストDavid Lee Roth(デイヴィッド・リー・ロス)が登場し、“Jump”でオーディエンスも大ジャンプ。その後も日本でも大人気のZedd(ゼッド)が続き、この日のラストはMartin Garrix(マーティン・ギャリックス)。ま〜、相変わらずスゴイこと。Matisse & Sadko(マティッス&サドコ)との新曲“Mistaken”からスタートし、その盛り上がりたるや……。次の来日が本当に楽しみに!
ちなみに、世界中からダンスミュージックファンが集うなか、日本人も多く見かけ、「ULTRA JAPAN」を通して本家マイアミまで参加するツワモノの多さにはビックリ。
そして、最終日にはJonas Blue(ジョナス・ブルー)やOliver Heldens(オリヴァー・ヘルデンス)、そしてAfrojack(アフロジャック)、David Guetta(デヴィッド・ゲッタ)と続いて、大トリはThe Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ)。“Don’t Let Me Down”や“Closer”、“Who Do You Love”、“Sick Boy”、“Something Just Like This”など名曲ぎっしり、歌まくり・踊りまくりで、そのうえ新曲らしき曲もあったりと最後の最後までオーディエンスは大熱狂!
他にもLIVE ARENAには、Galantis(ギャランティス)やInfected Mushroom(インフェクテッド・マッシュルーム)、Illenium(イレニアム)にDeadmau5(デッドマウス)。最終日はアーミン・ヴァン・ブーレンのA State Of TranceステージとなってVINI VICI(ヴィニ・ヴィチ)や元Dash Berlin(ダッシュ・ベルリン)のJeffrey Sutorius、アーミンも再登場と様々なジャンルのサウンドを満喫。
また、ULTRA WORLDWIDEにはSkrillex(スクリレックス)とBoys Noize(ボーイズ・ノイズ)によるDog Blood(ドッグ・ブラッド)が! UMF RADIOには数多くの気鋭アーティストが出演するなか、なんと3日目にはマーティン・ギャリックスが2日目に続いて再び登場するサプライズ。メインとは違って間近にスターを体験できることにファンも大喜び!

会場もより豪華に…RESISTANCEも大盛り
上がり!

EDM勢が続々登場したMiami Marina Stadium。もう一方のエリアは“RESISTANCE ISLAND”と銘打たれ、その名の通り日本でもおなじみハウス&テクノを軸にしたRESISTANCEによるゾーン。RESISTANCE Carl Cox MegaStructure、RESISTANCE REFLECTOR、RESISTANCE ARRIVAL、OASISの4つのステージが組まれ、各所に数多くのアーティストが出演していたが今年は若干テクノ勢の活躍が目立っていたのが印象的。
「UMF」ではおなじみ守護神的存在のCarl Cox(カール・コックス)率いるMegaStructureはホント常に超満員状態でその盛り上がりはメインさながら。もちろんアーティストも豪華で、Adam Beyer(アダム・ベイヤー)などが出て、さらにはB2Bも盛りだくさん。また、REFLECTORにも南アフリカのカリスマBlack Coffee(ブラック・コーヒー)などがプレイし、ARRIVALやOASIAにも世界中から実力者が集結。EDMに負けない盛り上がりだった。
しかも、こちらは特に自然たっぷり、ちょっとしたアドベンチャー気分も味わえたりも。Miami Marina Stadiumも含め、様々な演出もさすがだったけど、至るところにアーティスティックな装飾もあって異空間気分も満点。
また、例年「UMF」開催中にマイアミ市街で開催されている「Miami Winter Music Conference (WMC)」が今年からULTRA主導になったこともあって、いつも以上に街全体が盛り上がっている感じもたっぷり。

とにもかくにも21回目を迎え、さらに進化した世界的祭典は今年も3日間の開催で世界中からのべ16万5千人もの来場者を記録! この後も世界各地で行なわれ、9月14日(土)、15日(日)には日本でも「ULTRA JAPAN」が開催。現在オフィシャルサイトにてチケット発売中!
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