チェッカーズの歌詞は今聴いてもやっぱりいい!その影響力のすごさ

チェッカーズの歌詞は今聴いてもやっぱりいい!その影響力のすごさ

チェッカーズの歌詞は今聴いてもやっ
ぱりいい!その影響力のすごさ

チェッカーズってどんなバンド?

チェッカーズは1980年代から1990年代前半にかけて活動した男性7人のバンドグループ。
最初は藤井フミヤと武内亨でグループを結成しました。
その後、ヤマハのコンテストにて賞を取ります。徳永義也(クロベエ)と藤井尚之の卒業を待ってから、デビューを決めました。
チェッカーズと言えば、ファッションが印象的。社会現象化するほどの、チェッカーズカットが懐かしいです。
楽曲には魅力あるものがとても多く、中でも歌詞が印象的なものを紹介していきますね。
魅力あふれるオススメ歌詞5選!
ギザギザハートの子守唄
この曲はチェッカーズのデビュー曲です。後に発売された『涙のリクエスト』がデビュー曲だと思う人は案外多いのですが、実は違うのです。

最初の歌詞から、なんだ不良の歌なのかと思われることが多いはず。
でも本当は「この生き方でいいのだろうか」という疑問を持ち、苦しみさえ感じているような歌でもあるのです。
大切にしたいものさえ傷つけてしまう、どこか不器用な自分を悲しく思う歌詞。

本当はわかってほしい思いがあるのですが、相手にそれを求めてはいけない、求められないと思う優しさが伝わります。
悪いのは自分、そう思われるのならそれでいいのならもう仕方がない。自分を守ることを、難しいと感じる気持ち。
大切な人と街を出ようと決めたけれど、それが出来なかった。
「これから自分はどうやって日々を過ごしていけばいいのだろう」
そのような悩みを持つ人たちが、この曲を聴いて切なさを感じました。ギザギザハートという言葉が、傷付いた辛さを表現しているのです。
この曲を子守唄に、少しだけおやすみ そう聴こえるような優しく思いやりのある歌詞ですね。
涙のリクエスト
この曲を聴いて、初めてチェッカーズを知った人も多いのでは。チェックの衣装が可愛らしくて、アイドルなのかアーティストなのか、不思議な位置づけでしたね。
サビの部分で人差し指を上に上げて、チェッカーズの歌に合わせてくるくる回した人もきっと多いはず。私もそのひとりです。
失恋の曲の中でも、明るい雰囲気。その中で、好きな女性を見送る男性の想いが、ジワジワと胸に響いていきます。


もし思い出の曲が流れたのなら、自分のリクエストした曲を聴いて、彼女が自分を思い出してくれるかもしれない。
曲を聴くことで、自分の思いを忘れられるかもしれない。主人公の男性にとって、とても大切な曲をリクエストするのです。


サヨナラしても、まだ彼女に対して優しいなんて…。
こういう男性が、本当にいるのかなと思い感動します。メモリーリングを海に投げる時、男性の心の中には思い出の曲がきっと流れているはず。
ジュリアに傷心
オリコンチャートの売り上げ枚数では、チェッカーズの最大のヒット曲です。チェッカーズと言えば、この曲を思い出す人も多いのでは。
まるで、物語のように心に残る曲です。冬の街をひとり歩く、曲の主人公の気持ちになれる、そんな曲ですね。


都会に出るまで、二人は夢を見てこれからも一緒にいられると信じていたのに…。大事な何かは、失くしてからその大切さに気付くもの。
もう一度、元の場所に戻りたい。本当に大切なものを失うぐらいなら、夢なんて見なければよかったと、後悔をしている気持ちが更に切ないです。

ここで、あらためて青春の儚さのようなものを感じます。
すぐに終わってしまうからこそ輝いていて、そして美しく見えるもの。
Song for U.S.A.
この曲の映画も、人気がありました。ゆったりとしたイントロから、サビの部分まで聴いていて、とても心地良い曲です。
皆で一緒に生きてきた、その日々を大切にしていきたい。その思いが詰まっている歌詞ですね。

これから夢を一緒に叶えていこう。この時代のことを振り返りながら、語り合えるように思います。
思い出はずっと、心の中にある。あの時代が去ってしまっても、心の中は熱いまま。


この頃のU.S.A.は皆の憧れの場所でしたよね。とても遠くて届かないような場所に思えたもの。
でも同じ時代を駆けた仲間がいる。だからその時代を、いつでも思い出すことができるのです。

I Love you, SAYONARA
サックスのイントロが印象的です。愛しているけれど、サヨナラをしなければいけない。
その理由が歌詞にしっかりと書かれている曲です。

客観的に二人を見ている男性は、離れることが二人のためだと決めているように思います。
ついていきたいと思っている彼女の気持ちが、痛いほどわかるからこそサヨナラをしてあげたい。
幸せになってほしいからこそ、離れるしかない。本当の愛情は、一緒にいることだけではないのかもしれません。
チェッカーズの歌詞で切ない男性心理に浸ろう
チェッカーズの歌詞には、とても深いものがあります。特に切ない男性心理の歌詞が多いですね。
明るくて可愛い雰囲気の曲のイメージもありますが、チェッカーズが成長をすると共に、その歌唱力や表現力も高まってきました。
熱唱をする藤井フミヤの姿を、今でも動画サイトで観る人はとても多いです。これからもずっと心に残り、大切にされていくチェッカーズという存在。
時には、チェッカーズの世界に浸り、魅力を感じてみる時間を持ってみるのも良いかもしれません。

TEXT miho

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