エンヤサン。まずは聴いてほしい。聴
けば全部わかるから。

いま知っておきたい。愛知県出身の兄弟
ユニット、エンヤサン。

作品や曲のタイトルを見ると、イロモノ的なミュージシャンと勘違いしてしまうかもしれません。しかし、そのことばと音を知れば、たちまち彼らに対する評価は変わるでしょう。
彼らの名前はエンヤサン。愛知県出身の兄弟ユニットです。数えればキリがないほど、彼らの音楽には魅力が溢れています。今回はエンヤサンの音楽の魅力をひとつずつ紐解きます。

エンヤサンのプロフィール

エンヤサンにはまだwikiが存在しません。まず簡単にプロフィールを紹介します。

エンヤサンは、愛知県岡崎市出身の2人組。実の兄弟からなるユニットです。もともと音楽が好きで、遊び感覚でトラックを作ったり、ラップをしたりしていた2人。注目を浴びるようになったのは2012年リリースのミックステープ『まさかサイドカーで来るなんて』以降ですが、音楽活動の歴史は長く、兄・Y-クルーズ・エンヤが高校生、弟・Jr.TEAが中学生だった2008年に初めてのCDをつくりました。このCDは、2人でラップをしつつ、そこにギターをレコーディングしていくというスタイルでつくられたのだそう。Y-クルーズ・エンヤがヴォーカルを、Jr.TEAがギターとプログラミングを担当する現在のスタイルの原型が、活動当初からあったとも言えます。

彼らの特徴といえば、世界中のルーツ・ミュージックに影響を受けた洗練されたポップサウンドでしょう。2019年現在のトレンドが生まれる以前にリリースされた作品でも、まったく聴き劣りしないオシャレなサウンドを聴かせてくれます。一方で、歌詞をよく聴き込んでいくと、「クスッ」と笑ってしまうような独特の世界が広がっているという特徴も。そのアンバランスさが彼らの魅力とも言えるかもしれません。

公式サイトのプロフィールには、

どこをとっても心地よく、前向きでも後ろ向きでもない横向きスタイル。

と、彼らの音楽が表現されています。

ある曲ではストレートで繊細なラブソングを、またある曲ではネタをふんだんに散りばめたコミックソングを、さらにある曲ではシニカルさをこめたメッセージソングを、というように、コロコロといろんな表情を見せるのが、エンヤサンの音楽です。

エンヤサンの略歴

2019年1月にオンエアされた石原さとみ出演、英会話イーオンのCMではCM音楽を担当
2008年、彼らにとって最初のCDとなる『Enya-Song pt. 1』を作成。
2009年、EP『ミツコブラクダ』発表。
2010年、ミニアルバム『▽』発表。
2011年、レーベル術ノ穴のコンピレーションアルバム『Hello!!! vol.3』にY-クルーズ・エンヤのソロ曲が収録される。
2012年、続く『Hello!!! vol.4』にエンヤサンの楽曲が収録される。
2012年、アコースティックミニアルバム『まさかサイドカーで来るなんて』を無料配信。
2014年、レーベル術ノ穴から『新宿駅出れない』『寄せて上げてLP』をリリース。
2015年、1stフルアルバム『ドアノブ』リリース。
2017年、2ndフルアルバム『大メインクライマックス』リリース。
2018年、アコースティックミニアルバム『まさかサイドカーで来るなんて2』リリース。

エンヤサンのディスコグラフィー

エンヤサンはこれまで数々の作品をリリースしてきました。この項では、エンヤサンのディスコグラフィーとして、レーベル術ノ穴からリリースされた4枚のアルバム(ミニアルバム2枚、フルアルバム2枚)を紹介します。
上記の略歴で紹介したその他のアルバムについては、自主制作盤で情報が出ていないため、割愛させていただきます。

新宿駅出れない

2014.4.11

1. mono
2. もう少しだけ寝よう
3. きれいごと
4. あるく
5. 新宿駅出れない
6. お と な
7. ララライフ

1,500yen

ドアノブ

2015.12.23

01. 君が骨折して
02. もっかいHOO’15 feat.BIKKE (TOKYO NO’1 SOUL SET)
03. FAN〜ジャスビホーザシリ〜
04. 肋骨から君が覗いてる
05. ドアノブ
06. ひっくり返るといいなぁ
07. 中の下
08. ラフエンバー・パフエンバー
09. UFOr
10. まっしろな魔法
11. フレイバー
12. エル・トポを観よう
13. 君がジャンプする理由

2,000yen

大メインクライマックス

2017.10.25

01. スライディングしようよ
02. come on NE
03. 大メインクライマックス feat. ACO
04. 今夜はポン酢絡めたい
05. hora need you love!!
06. 3451
07. 君の俊敏さに憧れてる
08. 頬つねったら
09. メローグッバイトキオ
10. M●THERFUCKIN’ SUMMER
11. Dan×3
12. さ いこう
13. さよなら柔軟剤
14. いわないBaby
15. skit

2,300yen

まさかサイドカーで来るなんて2

2018.05.23

1. どうしたって君だった
2. それはそれでハッピーエンド
3. UP TOWN(FUMI HIRANO cover) ※フリーダウンロードのみ収録
4. TONIGHT3
5. まさかサイドカーで来るなんて2

FREE

エンヤサンのおすすめ曲

多くの楽曲にMVが作られていることも大きな特徴であるエンヤサンの作品。映像を観ながら曲を聴けば、そこにはまた新しい世界が広がります。この項では、『エンヤサンのおすすめ曲』と題し、絶対に聴いておきたい彼らの楽曲をYouTube動画を用いて紹介します。

あるく

2014年発売、ミニアルバム『新宿駅出れない』収録。
MCベースで進むドラマティックな1曲。彼らのコミカルな面しか知らない人にぜひ聴いてほしい。サウンドで聴かせる楽曲が多い彼らだが、この曲のオケは最後までループで進行する。それは間違いなく歌詞を聴かせるため。彼らの世界がリスナーの心に見事に突き刺さる。

ララライフ

2014年発売、ミニアルバム『新宿駅出れない』収録。この曲のみMVがなかったため、Spotifyで紹介。
『あるく』同様、こちらの楽曲もラップメイン。初期の作品に収録された楽曲だからこそ、彼らのルーツが色濃く反映されたナンバーとなっている。メロディの耳馴染みの良さとY-クルーズ・エンヤの声がベストマッチ。『あるく』と合わせ、DAMのカラオケでも配信。

エンヤサン。まずは聴いてほしい。聴けば全部わかるから。はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。