(左から)宮野真守、栗田貫一、小池健監督、浄園祐プロデューサー

(左から)宮野真守、栗田貫一、小池健監督、浄園祐プロデューサー

栗田貫一「ルパン三世」モンキー・パ
ンチさんとの思い出を振り返る

(左から)宮野真守、栗田貫一、小池健監督、浄園祐プロデューサー原作:モンキー・パンチ (c)TMS 「LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘」の完成披露上映会が4月24日、東京・新宿バルト9で開催され、キャストの栗田貫一、宮野真守、小池健監督、浄園祐プロデューサーが出席した。原作者のモンキー・パンチさんが4月11日に死去したことを受け、栗田は「最後にお会いした」際の思い出や、2代目ルパン三世となった当時のパンチさんとのエピソードを明かし、故人に思いを馳せた。
 先代の山田康雄さんからルパン三世役を引き継ぎ、1995年から2代目ルパンとして歩んできた栗田。「(パンチさんに)最後にお会いしたのは1年半前くらいで、先生の出身地の浜中町でした。食事をして、お酒を酌み交わしながら、イベントにご一緒したのが、残念ながら最後でした」と吐露し、「ルパン三世を演じることになった時、右も左も分からない世界で初めてやることになりましたが、先生が収録の時にいつもガラス越しに笑ってくれたり『お疲れ様』と言ってくれたりしたのが印象的でした。ある時僕が、『こんなものしかできなくて……』と言ったら、『とんでもない、いつもありがとうね』と言ってくれたのも覚えています」と振り返った。
故モンキー・パンチさんに思い馳せた栗田貫一 さらに栗田は、「本作ではルパンが愛する峰不二子が艶っぽく描かれています。私も、モンキーさんに預けてもらったルパンという作品を、これからも一生懸命頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします」と熱く呼びかける。小池監督も、「モンキー・パンチ先生に最後にお会いしたのは、2015年のアニメアワードで賞を受賞したときでした。このシリーズを応援していただいており、温かい言葉をいただきました。一緒にいると幸せになる、温かく包んでくれるような方でした」とパンチさんの人柄を明かした。
 1人のキャラクターをフィーチャーする「LUPIN THE IIIRD」シリーズの第3弾となる今作は、 ルパン一味の“最強のミューズ”峰不二子(CV:沢城みゆき)が、5億ドルのカギを握る少年ジーンとともに逃避行を繰り広げる。不二子とジーンを狙う殺し屋ビンカム役で「ルパン三世」シリーズ初参加を果たした宮野は、「子どものころからの知ってる、憧れの『ルパン3世』という作品にゲストキャラクターとして呼んでいただいて本当に光栄です」と出演の喜びを述べ、浄園氏は、「やっと3本目までやってきました。宮野さんのファンも、これからこのルパンを応援していただけたらと思います!(笑)」と笑いを交えてアピールした。
 「LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘」は5月31日から公開。

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