カラクリが語る『FIRST PALETTE』こ
れまでの総決算と新しい展望

5人組ボーカルグループCOLOR CREATION(カラクリ)が、メジャーデビューからちょうど1年の2019年5月22日、メジャー1stアルバム『FIRST PALETTE』をリリース。シングル曲に加えて6曲の新曲を含む全15曲は、この1年の総決算であり、今後の展望と新たな可能性を示した傑作だ。全編通してあたたかい感情が注ぎ込まれた本作はどのように生まれたのか。彼らは何を目指しているのか。いつものようにわいわい始まったインタビューは、意外なほど深い話へと着地します……。

Photography_Yuki Aizawa
Interview & Text_Sotaro Yamada
Edit_Alex Shu Nissen

プレイリスト全盛時代にアルバムを出す
ということ

――まずは、ファーストアルバムの完成おめでとうございます。

全員 : ありがとうございます!

――デビューして1年、本当に大変だったと思います。

KAZ : ちょうどデビューから365日後のリリースなんです。自分の音楽人生としては「やっとアルバムが出せる」という感覚だけど、カラクリとしては「もうアルバムが出る!」という気持ちですね。というのも、毎回リリースイベントは約3ヶ月前から始まるので、一つリリースしたらすぐに次のイベントに入って、それが終わればまたすぐに次のイベントに入る……という感じであっという間に制作がスタートする3月になっていたんです。いつもよりちょっと短い感覚でアルバム制作に入って、2週間で新曲を6曲レコーディングしました。

――それは、かなりキツかったのでは……。

YUUTO : キツかった……。(笑)

JUNPEI : リリースイベントをやりながら、レコーディングと作詞も同時進行だったんです。

RIOSKE : そんなに大変な時期に、僕は風邪をひいてしまって……。『Sunshine』のレコーディングを2回くらい飛ばしてしまったり。

KAZ : YUUTOは花粉症でずっと調子悪かったしね。

YUUTO : コンディション悪かった……。

KAZ : そういう中で、ベストを尽くして頑張りました。そのギリギリ感や「絶対良い作品にするんだ」というパワーは、新しい6曲には特に強く込められていますね。
左から:TAKUYA、KAZ、YUUTO、RIOSKE、JUNPEI。

――そもそも、CDアルバムというものについてみなさんがどう考えているのか、という話から今回のインタビューを始めたいと思います。ストリーミングサービスがどんどん充実していく現代では、アルバムよりもプレイリストで音楽を聴く人が増えています。アルバムを1曲目から最後まで通して聴くような経験は、みなさんにはあるんでしょうか?

KAZ : 今のストリーミング世代の方は無い人が多いと思うんです。だからこそ今回、1曲目から最後の曲まで聴いてほしいという願いを込めて、ライブのセットリストを意識した、このアルバムを一つのショーとして楽しめるような曲順にしたんです。だからおすすめの聴き方は、まずは1曲目から順に聴くこと。それが作品の流れを最も自然に受け取ってもらえると思っています。

TAKUYA : 順番もそうだし、曲間にもすごくこだわったので、そこも感じてもらえると嬉しいです。メンバー全員でマスタリングに立ちあって、たくさん話し合いをしたんです。面白いなと思ったのは、想像しているシチュエーションがみんな違ったこと。

――シチュエーション?

TAKUYA : たとえば『Summer Love』から『Waiting For You』の流れなら、まず2秒で曲間をとって聴いてみる。すると「電車の中で聴いていると想像すると、今のはちょっと遅かった」とか「友だちとドライブしながら聴いている想定だと、もうちょっと早く次の曲が来てほしい」という意見が出るんです。メンバーそれぞれその曲を聴いている場面の設定が違ったんですね。その設定によって微妙な差異が生まれる。それはすごく面白いし、勉強になりました。

――なるほど、それは面白いですね。ちなみにTAKUYAさんの中ではどういう設定だったんですか?

TAKUYA : 『Summer Love』はクルマで、『I’m Here』『Blue Star』は電車の設定でした。

YUUTO : え? 曲ごとに設定変えるの?

TAKUYA : いや、曲のイメージがさ、『Summer Love』は友だちとドライブしてる時かなって。

YUUTO : いや電車で最後まで聴いてくれよ(笑)。そうしないと統一感なくなっちゃう。

TAKUYA : あ、そうか、確かに(笑)。
――でも今のTAKUYAさんの発言は、TAKUYAさんが普段プレイリスト的な音楽の聴き方をしているからこそ出てきたものかもしれないですよね。

TAKUYA : そうかもしれないですね。他のアーティストさんのアルバムも、1曲目から最後まで通して聴いたことってあんまり記憶に無いんです。だから今回の制作を機に、そういう聴き方をしてみようと思いました。

YUUTO : 実は僕もこれまでは曲間なんて考えたことがなかったんです。

RIOSKE : 俺もなかった。

――じゃあ、CDを最初から最後まで通しで聴くという経験は……?

TAKUYA・RIOSKE・YUUTO・JUNPEI : してないですね。

KAZ : 僕はたくさんあります。CDをたくさん買っていたし、アルバムは絶対に1曲目から最後まで何度も繰り返して聴いていました。

――昔はきっとそういう人が多かったと思うんです。でもみなさんの世代では、KAZさんのような聴き方をしている人は少ないかもしれませんね。

RIOSKE : 普通は、ストリーミング上に☆がついている曲とか人気が高い曲とか、リード曲を中心に聴くものだと思ってました。

YUUTO : 新曲をまず聴いて、それから他の曲を聴く。

KAZ : 初見だったら、そのアーティストさんの一番を知りたくて人気曲から聴くこともあるね。僕の場合は、好きなアーティストが明確に決まっていたからそういう聴き方をしていたのかもしれない。このアルバムがどういう世界観をもっているのかを考えて、歌詞カードを見ながら、1曲目から再生していくのをいつも楽しみにしていましたね。

勝負に出た1曲目の『Movin’ On』

――曲順や曲間へのこだわり、アルバムの世界観、コンセプトなどがないと、プレイリスト全盛時代にはアルバムであることの意味が薄れてしまいますよね。その点、『FIRST PALETTE』は明らかにアルバムの意味を考えてつくられた作品だと感じました。たとえば、1曲目に『Movin’ On』という曲を持ってきたことには、何かしらのメッセージを感じずにいられない。
(COLOR CREATION『Movin’ On』MV)

RIOSKE : そこは、結構悩みました。『Movin’ On』は僕たちにとって初めての曲調だったからです。初めて聴く人にとっては1曲目が僕たちのイメージになるから、これで本当にいいのかな、ということはだいぶ考えました。

TAKUYA : CDショップの視聴コーナーで最初に聴かれるのは1曲目だろうし、それもきっとワンコーラスまるまる聴かれるわけではないし。ラップが入っていて「ああそういうグループね」って思われていいのかという。

YUUTO : だからここは勝負に出たんです。

KAZ : 最終的には、ライブの1発目に聴いてどうテンションがあがるか、というところに重きを置きました。それから、もし僕がリスナーだとしたら、アルバムの1曲目が新曲だったらすごくワクワクするんじゃないかなって。今までのカラクリとは全然違う姿で1曲目が始まったら「えっ、今回のアルバム、どういう感じになるんだろう!?」ってワクワクしてくれるんじゃないかなと思ってます。

――とても勇気が必要な決断ですよね。たとえば『CANVAS』を1曲目にするという選択肢もあったと思います。

KAZ : そうですね。でも『Movin’ On』は、Bメロまでは攻めているけど、サビになるとRIOSKEの安定のフェイクも入っていつものカラクリがやって来るので安心してもらえるかなと。まだライブで歌っていないからちょっと違和感があるかもしれないけど、僕的には、今はすごくしっくり来ている曲ですね。これからライブを重ねてお客さんもそうなっていくんじゃないかと思っています。

――おっしゃる通りで、『Movin’ On』にはカラクリらしさもちゃんとあるし、その上で未来を提示しているとも思いました。この1年の総決算というだけでなく、今っぽいサウンドを取り入れながら、この先こういう音楽もやっていくんだという別の可能性を示してもいる。

KAZ : J-POPだけど海外のサウンドを取り入れたいという気持ちは以前から抱いていました。この言い方が適切かわからないけど、J-POPと洋楽のハーフみたいなイメージ。その中間のところをずっと狙ってきたんです。今回のアルバムは、そういう統一感に気をつけました。加えて、アルバムを聴き終わった時にまた違う姿が見えるようにしたいという気持ちがあったので、その先の展望が見えるように、新曲はちょっと攻めたものにしました。

――それは、聴いた人にしっかり伝わると思います。いかにもコンセプチュアルな見た目ではないけど、しっかりしたコンセプトに基づいてつくられている。軽く聴くこともできるし、音楽に詳しい人にも刺さる。バランスが絶妙だと感じました。最初に『Movin’ On』という新しいカラクリを見せて、最後に『Butterfly』という、より今までのカラクリらしい曲を見せて終わる、こうした2つの新曲で他の曲を挟むという構成も素敵です。歌詞の内容を見ても、どちらの新曲も「動き」がモチーフとなっている。そういうところにも、そこはかとないコンセプトを感じます。……すいません、インタビュアーが喋りすぎですよね、お前ただのファンかよ!と突っ込みたくなるインタビューになってしまいました。

KAZ : いや、すごく嬉しい受け取り方です(笑)。

今回の15曲は、正面から見たカラクリ

(COLOR CREATION『Butterfly』MV)

――これまでのシングルふくめ、カラクリがリリースしてきたすべての作品は、現時点での自分たちが表現したいことの理想点もしくはその少し上を行っていると思います。それは素晴らしいことですが、今後はこれらの作品を超えていかなければいけないわけですよね。それは厳しいことなんだろうなと思います。

RIOSKE : 今までは、シングルを出す度に自分たちにとって最大限に良い作品を出さなきゃと思っていました。でも今は「これは絶対に超えられるんだろうな」という今後の自分たちに対しての自信が強いですね。

TAKUYA : 3枚のシングルを通して「カラクリらしさ」という太い芯は提示できたと思うんです。だから逆に、次のシングルでは違った角度で攻めることができると思うんですよね。

RIOSKE : 振り幅のある曲調の楽曲をつくったことで、自分たちはいろんな音楽性を表現できるなと確信しました。

JUNPEI : 超えたいというより、違った自分を見せられるんじゃないかという想いですね。だからあまり「前作を超えられるだろうか」というプレッシャーは感じていなくて、逆に自由になった気がしています。

KAZ : 今回の15曲は、正面から見た僕たちだと思います。正面以外にも、横からや後ろから見た僕ら、僕らの影、靴の裏など、まだ見えていない部分はたくさんあると思うので、それは今後のシングルやアルバムで見せていきたいですね。まずは、これぞカラクリという、わかりやすい僕たちの音楽性を提示できたのかなと思っています。

YUUTO : これを機に僕はラッパーになろうかなと思いますね。

一同 : (笑)。

――エロいキャラはもうやめたんですか?

一同 : エロラッパー! エロガッパ!

YUUTO : エロガッパって言ったの誰だよ(笑)。いや、エロキャラも続けますよ。「夜のButterfly」の話とかしたいですし。

RIOSKE : こらー、ゆうとー(笑顔でYUUTOを睨む)。
――ミーティアでカラクリのみなさんに取材するのは4回目ですけど、毎回夜の話を聞き逃しているんですよね。今回こそしっかり聞きたいんですけど、その前に『Butterfly』について聞かせてください。歌詞は『I’m Here』の宏美さんが手がけています。JUNPEIさんは『I’m Here』の歌詞を初めて読んだ時、「まるで自分たちが書いたかのような歌詞で鳥肌が立った。これを自分たちで書けるようになりたい」とおっしゃっていました。

JUNPEI : 今回もまったく同じ感想でしたね。やはり宏美さんはすごい……。

KAZ : 3月4月5月は、卒業や入学、就職など、人と別れて新しい人と出会う環境の変化が起こりやすい時期ですよね。僕らも今までやっていたシングルやツアーが終わって、新しいアルバムに向かう切り替えの時期なんです。新しいことに挑戦すると、心が折れる瞬間もあると思う。『Butterfly』はそういう人にとって応援ソングになるし、『I’m Here』と同じか、それ以上にたくさんの人に突き刺さる曲だと思います。だから本当に、こういう歌詞を自分たちで書けたらと思いますね。宏美さんの歌詞は本当に素晴らしいです。

TAKUYA : 『Butterfly』は『I’m Here』より、ちょっと視野が広がっている気がします。夢に向かうことに焦点を置いている。『I’m Here』は上京した人が気持ちを入れやすい曲だったけど、『Butterfly』は場所を問わず新しいことに挑戦している人に伝わる曲だと思います。

JUNPEI : メッセージの段階が少しずつ上がっているんですよね。『I’m Here』の後に『Butterfly』という曲ができたのは、本当に嬉しいことです。

5人の正解と、今のカラクリにしか出せ
ない個性

――ライブやSNSを見ていても、みなさん1年前よりものびのびしていると感じました。それぞれのキャラクターもより強く伝わってくるし。

KAZ : 一緒にいる時間が長すぎて、プライベートの時にもキャラの濃さがモロ出しなんです。自分の悪いところを全面に出しても受け入れてくれるくらいの信頼関係ができちゃったゆえに、常にやかましいです(笑)。

YUUTO : 俺は下ネタしか喋ってないですよ。プライベートでは。

――そうなんですか(笑)。YUUTOさんは硬派にエロというか、なんか変に一途ですね。

TAKUYA : 一途なエロガッパだ(笑)。

KAZ : うわあ(笑)。

JUNPEI : 1年前は目の前の仕事をこなすことに必死だったんですけど、ようやく少し心に余裕が出てきました。自分たちの色の出し方を考えられるようになってきた。それがライブやSNSにも反映されているんだと思います。

TAKUYA : メジャーデビューの時は、メジャーアーティストらしく「良い子」でいなきゃいけないという、変な意識があったんだと思います。それがだんだん「もうちょっと自分を出してもいいのかな」と気付いてきた。だからより楽しくなりました。

――本当にカラクリのみなさんからは、仲の良い家族のような信頼関係を感じます。ただ、人間はみんな違うので、人それぞれ異なる経験を持っているわけですよね。出会う前はもちろん、出会ってからも、たとえ共に過ごす時間が長かろうと、人は自分固有の経験を持って生きていく。だから、グループのメンバーと共有していない経験もあると思うんです。自分だけしか経験していないことが。すると、ものすごく個人的な歌というのは、グループでは歌いにくいのではないかな、という気がするんです。

KAZ : ああ……。

KAZ : なぜこういう話をするかというと、先日、みなさんでちゃんみなのライブに行かれましたよね。ちゃんみなの楽曲は、彼女自身の体験をそのまま曲に刻みつけている。だからちゃんみなの曲は今の彼女にしか書けない曲であり、彼女の心からの声であり、人生そのものでもある。そのように個人的な想いが強すぎる楽曲は、グループのアーティストの場合歌いにくいのかなという気がしたんです。

JUNPEI : そこは悩むところですね。作詞においても「自分やったらこう書くけど、カラクリとして歌う場合、その歌詞はどうなんやろう」ということにすごく頭を使うんです。

KAZ : 5人で歌う時は5人での正解が必要になるからね。自分の人生が強く反映された曲は、きっと一人で歌った方が良いと思うんです。だからより個人的なことを歌えるという意味ではソロの人を羨ましく思いますね。

JUNPEI : よりリアルなことを歌えるからね。それは悔しいところでもある。
KAZ : そう。でもデビュー前は、そういう悩みは考えてなかったなあ。

TAKUYA : 俺も無かったなあ。でも5人だからこそ、5人にしか書けない歌詞もあると思う。

KAZ : そうだね。真ん中を目指して書くことになるから、たくさんの人に届けられる反面、ありきたりで薄っぺらくなってしまう危険も確かにある。音楽には新しい感情や考え方、焦点の当て方を提示する力があると思っているし、それを目標にしてもいるけど、今はどちらかといえばきれいな部分から始めているので、今後そういう面を掘り下げて曲として出せるようになったらもう少し大人なカラクリになれるかもしれないよね。今は、今だからこそ出せるものを楽しんでほしいですね。

――JUNPEIさんやKAZさんがおっしゃった葛藤があるからこそ、より個人の色が強く見えてくるようになったのかもしれませんね。

TAKUYA : そうですね。曲以外の面でそれぞれの個性が出せるように、とは常に考えていますから。

愛する人と、愛してくれる人がいること
の幸せ

(COLOR CREATION『Let it snow 〜会いたくて〜』MV)

――そういえば、前回のシングル『Let it snow 〜会いたくて〜』からは本格的にコーラスを入れていますよね。全員メインボーカルでユニゾンができて、かつコーラスもできる、さらには楽器もやるとうグループは、たぶん他にはいないと思うんです。

KAZ : ユニゾンなしでソロだけで繋いだ『love song』という曲もありますし、本当にこの『FIRST PALETTE』では、ボーカルグループとしての幅を感じてもらえると思います。

TAKUYA : サビがソロパートになることは初めてだったから『love song』のレコーディングはすごく燃えました。いちボーカリストとしての「やったるぞ」感はみんなあったと思いますね。僕の雄叫びのようなロングトーンが聞こえると思うんですけど、あれはめちゃめちゃ気持ちよかった。

――『love song』と『Happy Days!』は、JUNPEIさんが歌詞を担当されていますね。

JUNPEI : そうなんです。初めて僕が歌詞を書かせていただきました。結成当初から僕たちと二人三脚でやってくださっているスタッフさんが、先日結婚したんです。その奥さんにもお会いしたこともあって、2人を思い浮かべながら書きました。特定の人物を思い浮かべて書いたのはこれが初めてですね。

RIOSKE : この歌詞が、また素敵なんですよね……。

JUNPEI : 愛する人と愛してくれる人がいることの幸せさを改めて感じられる曲になったと思っています。全体を通してすごく暖かいアルバムなので、そういう温度も感じてもらえたら嬉しいです。

――JUNPEIさんのツイッターが好きで、よく見ているんですが、半年くらい前に、MCニシガキさんがツイートしていた日刊ゲンダイDIGITALの記事をリツイートしていたのが記憶に残っています。「9月1日に子どもの自殺が多い」という記事なんですけど。

――デビューしたての若いアーティストが、こうしたシリアスな社会的問題にかんする記事をリツイートしたり言及したりすることは珍しいと思うんです。

JUNPEI : それ、覚えてます。すごく感動して、少しでも多くの人に読んでほしいと思ってリツイートしたんです。

――このリツイートを見て、人々に自殺しないよう呼びかけたLogicの『1-800-273-8255』や、それをリミックスしたSKY-HIさんの『0570-064-556』を思い出しました。アーティストの社会責任について考えることがありますか?

JUNPEI : すごく考えます。僕はまだまだ有名でもなんでもないけど、この立場だからこそ発言できることがあるはずだと思うんです。今はうまく言葉にできないけど、いずれしっかり言語化して、誰かが必要とする言葉を届けられるようになりたいです。

――KAZさんも常々「自分のすべての時間をファンのために使いたい」とおっしゃっていますよね。

KAZ : その気持ちは全く変わっていないですね。僕は好きなアーティストさんのことは全部知りたいし、教えてくれたらすごく幸せなので、同じことを自分もやりたいと思っています。カラクリとして何ができるか、何をしてどんな言葉をかければみんなが幸せになるか、そういうことを常に考えています。

――カラクリのみなさんからは、ただ売れたいという野心だけでなく、それ以上に「誰かの力になりたい、寄り添いたい」という気持ちを強く感じます。

JUNPEI : そういう気持ちはかなり大きいですね。

TAKUYA : ……なんか、犬の投稿ばっかりいいねしてる自分が恥ずかしくなってきた。

KAZ : でもそれで幸せな気持ちになる人がたくさんいるんだから、TAKUYAはそのままでいいんだよ。

YUUTO : 大丈夫、俺なんて前はCYBERJAPANばっかりいいねしてたから。

RIOSKE : (爆笑)。

TAKUTYA : エロガッパだなー(笑)!!

――エロガッパの話、もしくは「夜のButterfly」の話でこのインタビューを締めたかったんですが、残念ながら、ここでお時間が来てしまいました(笑)。

一同 : あ~(笑)。

YUUTO : 残念。今回は「夜のHappy Days!」もあったのにな~。

RIOSKE : いや「夜のMovin’ On」でしょ! これはまじでやばいよ(笑)!!

JUNPEI : RIOSKEはいったん黙りなさい(笑)。

作品情報

COLOR CREATION 1st Album
『FIRST PALETTE』
05.22 release

(初回限定盤)
¥3,704+税/WPZL-31603
(通常盤A)
¥2,778+税/WPCL-13047 
(通常盤B)
¥2,778(本体)+税/WPCL-13048 

(CD)
1.Movin’ On
2.Summer Love
3.Waiting For You
4.I’m Here
5.Blue Star
6.Odds & Ends
7.Let it snow ~会いたくて~
8.Saturday Night
9.Stand Up!
10.CANVAS
11.love song
12.Sunshine
13.Happy Days!
14.Butterfly

(DVD)
Music Video(CANVAS/I’m Here/Blue Star/Let it snow ~会いたくて~/Butterfly)
Album ”FIRST PALETTE” Making Movie
MUSIC ON! TV「カラクリ屋敷」総集編 第1話~第12話

☆初回盤封入特典・・・カラクリカード封入(全6種中1種封入、ソロ各1種&集合1種)


<COLOR CREATION オフィシャルサイト>
http://color-creation.jp

<公式SNS>
Instagram / Twitter / Youtube

カラクリが語る『FIRST PALETTE』これまでの総決算と新しい展望はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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